バルサアカデミー出身選手、コパ・アジア準決勝へ
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日本代表は、元バルサの選手、フアン・アントニオ・ピッツィの率いるサウジアラビアを1-0で負かして、コパ・アジアの8強進出を果たした。日本代表が決めた唯一のゴールは、20歳のディフェンダー、富安健洋が決めたものだった。この富安は、FCバルセロナによるバルサアカデミー 福岡校でサッカーキャリアをスタートしている。バルサアカデミーは、福岡校以外にも、日本国内に4校(葛飾校、奈良校、品川大井町校)あり、これだけのスクール数を超えるのは、中国以外(5校) ない。
富安は、バルサアカデミー福岡校に3年間、在籍した。将来の日本代表を担う選手として、その価値を高く評価されていた選手の一人であり、2018年からベルギーリーグのシント=トロイデンでプレーしている。日本代表センターバックは、Jリーグを離れて欧州のより優れた選手に囲まれた環境の中で、一歩を踏み出すことを決めたのだ。
向上心の強い選手
バルサアカデミー 福岡校に在籍している間、その3年間(2009-2012)、テクニカルディレクターを勤めていたのはイバン・パラシオ、カタルーニャ人の監督であり、タイ、カタール、日本で、ミケル・アンヘル・ロティーナの助監督として、チームを率いてきた。元東京ベルディの監督は、今年から、セレッソ大阪のコーチスタッフだ。パラシオは、富安選手について「タケヒロは、とても完成度が高くポリバレンス性のある選手で、Jリーグよりレベルの高いリーグレでプレーできるレベルがあるのを既に証明していた」と表現した。本人の性格は、「とても内気で、まじめで、向上心にあふれる」のが特徴だと話した
毎年、カタルーニャのコスタブラバで行われるユースカテゴリーでは、名前の知られている大会、 2011年の MICで富安は、バルサアカデミー福岡校と共に参戦している。パラシオ監督は、その試合について、「大会での一試合で、タケは、スーパーゴールを決めたんだ。チームの残りの選手と共に、サイドに近づき、チーム全員でゴールを祝った。対戦相手がセンターラインからボールを出した時だ。主審がプレイを止めてくれてよかったよ。じゃなければ、相手が、我々のがらがらのゴールにシュートを決めていたことだろう」と思い出と共に振り返った。
福岡校、日本最初のバルサアカデミー
バルサアカデミー 福岡校は、 2009年に創立された日本最初のアカデミーだ。同校でFCバルセロナと同じメソッドでサッカーを習得している 400人の選手がいる。他にも日本国内にあるバルサアカデミー 3校で、楽天の支援を受けながら、1300人もの男女の選手がバルサスタイルのサッカーを学んでいる。
日本で 2019年サマーツアー
日本のファンは、今年の夏、バルサを生で見ることができる。2019/20 年に向けて、サマーツアーを日本と中国で行うからだ。FCバルセロナがバルサアカデミー で行なっているサッカーと同じスタイルでプレーしていることをその目で確認することができることだろう。
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