常に前を向く攻撃性を胸に、中盤すらこなすダニ・オルモは、 1998年5月7日にカタルーニャ州のタラサに生まれた。ラ・マシアにはエスパニョールから2007年にやってきて、それからバルサのユースで7年間過ごし、その後、キャリアをクロアチアに移し、ディナモ・ザグレブで続けることに決めた。

クロアチアで、オルモは継続して選手としての成長を続け、チームと共にリーガ制覇5回、クロアチアカップ3回、クロアチアスーパー杯1回を制覇する快挙を成し遂げたのみならず、年間優秀選手として、2回に渡り、選抜された。ディナモでプレーしている際に、チャンピオンズリーグデビューをも果たした。

2020年、彼の才能はヨーロッパで精彩を放ち、 ドイツの RBライプツィヒに移籍することになった。ブンデスリーガで過ごした３シーズンで、ドイツ杯を2回、ドイツスーパー杯を1回獲得し、また、バイエルン・ミュンヘンとのアウェー戦で 3-0で勝利した試合では、 ハットトリックを決めた。

2024年の夏、このフォワードはバルサに戻り、ハンジ・フリックの指揮下、参戦を決めた。

ユースレベルでスペイン代表となった後、ユーロ2020の出場権を争っている時、A代表でもデビューを果たし、そのデビュー戦でゴールを決めた。

それ以来、オルモは東京五輪でも国を代表し、銀メダルを獲得し、2022年のカタールワールドカップ及び2024では3得点をあげて、大会のトップスコアラーになった。