パブロ・パエス・ガビラ、 "ガビ"の通称で知られているミッドフィルダーは、さまざまなサッカーチームでプレーをし始めてから、最終的にレアルベティスのユースに入った。アンダルシアのチームの下部カテゴリーで、ガビは、国内で最も将来性のある選手の一人として制裁を放ち、国内大会で様々なクラブチームの目を惹き、その中の一つであったバルサが最終的に入団させるまでに至ったのだった。

そうして 2015年11歳の年齢で、バルサが補強した選手は、ラ・マシアに入団した。少しずつ、成長し、クラブの哲学を身につけながら、その数年後、フベニルカテゴリーに昇格したばかりの初年度に、たった2回、バルサBでプレーしただけで、当時、トップチームの監督だったロナルド・クーマンの目に止まり、クーマンは、 20/21年のプレシーズンをトップチームと共に過ごす機会を与えることを決めた。

その成長は目覚ましく、 2021年8月29日には、たった16歳でリーガで公式デビューを果たした。トップチームで監督が交代したことは、選手の成長を妨げることにはならなかった。チャビは、この若きミッドフィルダーの才能を継続して起用し続けているからだ。

バルサでの優れたパフォーマンスにより、ルイス・エンリケは、ガビをスペインのA代表に招集することを迷わなかった。2021年10月6日に UEFAネーションズリーグ準決勝でのイタリアとの対戦で、スタメンデビューを果たしたガビは、17歳62日でA代表デビューした代表史上最年少選手となった。 

2022年9月に、成人となったガビは、その契約をバルサと更新し、晴れてトップチームの選手となった。

テクニカルプロフィール

ガビは、誰よりも、最も完成度の高いミッドフィルダーの一人だ。非常に優れたテクニック、プレービジョン、チームプレーのキャパシティ、リズムのチェンジ、スペースの使い方への理解など、あらゆる能力に長けており、それに個の力の強さにプレーへのインテンシティが組み合わさることで、守備においてもチームを助け、チームにとって必要不可欠なピースとなっている。