価値観
「クラブ以上の存在」というスローガンは、さまざまな意味を持っています。 FCバルセロナは、フィールドに飛び出してスポーツの世界で戦うだけでなく、常に人々の関心を引きつけるクラブです。そういうクラブだからこそ、意味的に柔軟なスローガンが、ぴったりと合っているのかもしれません。
また、さまざまな理由により、スペイン国内に住む人々にとっても、FCバルセロナは「クラブ以上の存在」です。彼らにとってバルサは、民主主義と自由の忠実な守り手だからです。
今日、フットボールは世界的な影響力を持つようになりました。バルセロナのサポーターの規模も、驚くほどのスピードで世界中に広がりつつあります。 カタルーニャとスペイン以外の国々のクラブ会員数は日に日に増え続けており、この情熱に応えることが、 バルサに求められていることであり、その務めです。 そのために、バルサはスローガンを一歩進めて「全世界におけるクラブ以上の存在」となることを目指します。 この気遣いと人間味にあふれたバルサこそが 世界中で必要とされていると言えるでしょう。 この進化したスローガンは、クラブの歴史を引き継いでいく上でも、またフットボールをさらに世界中に広めるためにも必要な、将来を見据えた決定なのです。
バルサが世界のバルサになるために、クラブは収益の0.7%をFCバルセロナ財団に寄付して国際協力プログラムを設立することを決定しました。また、国連のミレニアム開発目標プロジェクトを支援するとともに、ユニセフの人道支援プログラムの支援として今後5年間に150万ユーロを寄付することになっており、現在ユニセフのロゴをユニフォームの胸に付けています。
バルサを唯一無二の存在にしている取り決めです。