セルティック戦マッチレポート

セルティック戦マッチレポート

メッシのハットトリック、スアレスのドブレテ、またネイマールJrとイニエスタのゴールでバルサが2016/17季チャンピオンズリーグでド派手な滑り出しを見せた

FCバルセロナがチャンピオンズリーグ初戦でスキャンダラスな戦いぶりを披露した。カンプ・ノウでのセルティック戦7−0勝利という形でルイス・エンリケ率いるチームがエキジビションを展開。レオ・メッシがハットトリックネイマールJrイニエスタがこれに続き、ルイス・スアレスが終盤にドブレテを決めた。さらにブラジル人選手はトリデンテが先発そろい踏みした試合で4アシストを記録。カンプ・ノウは前回リーガ敗戦の嫌な雰囲気を一掃、これ以上ない形でチャンピオンズでの戦いに踏み出した。

手綱を握ったメッシ

セルティックの抵抗は2分にとどまった。それはメッシが最初に相手ゴールを陥れるのに必要とした時間でもあった。コーナーキックから始まったプレーでボールはアルゼンチン人選手の元へ。これを逃すことなくデ・フリースを破った。ただこれはあくまでメッシのエキジビションのスタートにすぎなかった。背番号10の選手はチャンピオンズリーグ開幕に花を添える。芝の上で踊るようにプレーし、チームをトップギアに入れるよう仕向けた。

試合はアスルグラナスの独壇場となる。セルティックは自身のゴール前を固め出来る限りの応戦をした。ただメッシは変わらず仕掛け続け15分に追加点のチャンスを掴むと、あと少しでスアレスへゴールをプレゼントするシーンも演出した。そのあと相手チームがバルサエリア内に侵入した数少ないプレーが生まれる。テア・シュテーゲンがデンベレを倒しPK。しかし怪我復帰したドイツ人ゴールキーパーは素晴らしいセーブでこれを防ぐ。セルティックはこれ以上ないチャンスを得たが、バルサが連続してミスを犯すことはなかった。

ネイマールJrとメッシがお互いを確認することなく2点目を引き出した。2人のマジックによりメッシが連続ゴール。試合はリズムを緩めることなく進み、相手選手がゴール前でラキティッチのゴールを阻み、GKデ・フリースがネイマールJrの得点を防いだ。

流れる動きの中からのゴールラッシュ

ハーフタイムはバルサの完璧な試合を完結するための一つの過程にすぎなかった。イニエスタがラキティッチに替わって登場することでお祭り騒ぎに加わった。まずネイマールJrがゴール正面のFKを決め、今季初ゴールを記録。続いてキャプテンが鮮やかなボレーシュートを突き刺し4点目。カンプ・ノウは連携プレー冴え渡るサッカーを満喫、全員がフィエスタ(お祭り)に加わる盛り上がりを見せた。続くプレーで再びメッシが得点しハットトリックを達成した。

試合の最後を飾ったのはスアレス。ウルグアイ人選手はネイマールJrのアシストを胸トラップすると反転しゴール隅へ狙い澄ましたシュートを決める。お祭りはここで終わらず、終了間際に7−0となる打ち止めのゴールを決めた。バルサは通算6回目のチャンピオンズリーグ優勝を狙って行くと初戦で宣言した。

Força Barça
Força Barça

関連 関連コンテンツ

記事を閉じる

関連 関連コンテンツ