FCバルセロナ – マンチェスターシティ: 欧州でスーパーメッシ・ショウ(4-0)
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再び、レオ・メッシが決めた。チャンピオンズリーグの決勝の組み合わせであってもおかしくない、世界中のサッカーファンが楽しみにしていたカンプノウでのチャンピオンズリーグ第3節、FCバルセロナ対マンチェスターシティの試合は、メッシのハットトリックとネイマールのゴール(アシストはメッシ)、テア・シュテーゲンのセービングなどにより、4−0でバルサの勝利に終わった。ペップ・グアルディオラとクラウディオ・ブラボ−途中で退場を受けた−のシティを前に明確な勝利をあげたバルサは勝ち点を9に増やし、グループ内首位の座を固めることとなったが、ジェラルド・ピケとジョルディ・アルバを負傷で失い、マテューも退場するという多くのハプニングをはらんだものとなった。
インテンシティ溢れるスタート
元バルサの監督であり、ルイス・エンリケとは友人関係にあるペップ・グアルディオラの率いるマンチェスターシティとの対戦、昨季までのバルサのGKが対戦相手のゴールを守り、元チームメートだったテア・シュテーゲンと対峙、アルゼンチン代表ではチームメートのメッシ、マスチェラーノ対アグエロ、サバレタ対決、そして、何より、レオ・メッシがスタメンに復帰し、トリデンテーメッシ、スアレス、ネイマールJr-が、1ヶ月ぶりに揃った試合とあり、キックオフ前から、試合への期待感は、大きくチャンピオンズリーグならではの空気にカンプノウは酔いしれた。この最高のショウを見るために、今季最高の96457人もの観客が、カンプノウに足を運んだ。
メッシの復帰、そしてゴール
先日のリーグ戦同様、マスチェラーノを右サイドバックに据え、試合当日の朝、医師から完治と言われたジョルディ・アルバを左サイドバックに置く布陣でスタートしたルイス・エンリケだったが、前半8分、早々にアルバが再び、負傷し、ルカ・ディニュと交代するハプニングが起きた。その空気を一掃したのは、世界一のプレーヤー、レオ・メッシだった。前半17分、メッシとイニエスタのコンビネーションで、前線まで持っていた後、フェルナンディーニョがバランスを崩したのを見逃さず、メッシがすかさず、ボールを奪い、ブラボを交わして、先制点をマークした。その後、メッシとスアレスのコンビネーションから、スアレスがシュートを放つも、ゴールを沈めることはできず、ネットの端を揺らすに止まった。
シティも、ノリート、ギュンドガンがバルサのゴールを狙ったが、その両方のチャンスともテア・シュテーゲンに阻まれ、チームに失点を許さないまま、前半は僅差でバルサがリードし、ハーフタイムを迎えた。その時点で、バルサは、ジョルディ・アルバのみならず、ジェラルド・ピケも負傷し、ピッチを去るという状況を抱えていた。
ブラボの退場、テア・シュテーゲンのセーブ、メッシのハットトリック
後半、僅差リードのまま、スタートした試合は、すぐに大きな転機を迎えることになる。後半7分にクラウディオ・ブラボが、ルイス・スアレスのシュートを避けるために、エリア外に出たはいいが、スアレスの放ったボールを手でクリアし、ハンドによる退場になった。グアルディオラは、第二GKのカバジェロとクリシを投入し、キャプテンのサバレタとアタッカーのノリートをベンチに下げざるを得なくなった。その状態でも、バルサは手を緩めることなく、スーパーメッシ・ショウが繰り広げられた。最初は、後半15分にイニエスタのパスからメッシが追加点をマーク、更に後半23分には、ルイス・スアレスからのアシストを受けたメッシが、ハットトリックを達成した。
このまま、試合が終わるかのように思われたが、後半28分に二枚目のイエローカードを受けたマテューが退場となり、バルサもピッチ上に10人の選手を残し、両者のピッチ上での選手数は、再び、同数となった。そこで、再び、アグエロを投入し、攻撃的に攻めたマンチェスターシティだったが、追加点を決めたのは、またもやバルサの方だった。
後半40分、エリア内のメッシに犯されたファウルに対し、PKが吹かれ、ネイマールが蹴ったものの、それは、カバジェロにセーブされた。だが、ネイマールは、その借りを3分後に返してみせた。メッシのアシストを受けたネイマールは、シティのディフェンダーを破り、シュートを決めて、スコアを4−0に広げた。失点ゼロで終わったのは、テア・シュテーゲンの数重なるナイスクリアの功績だった。FCバルセロナは、これでグループ内Cで勝ち点を9に伸ばし、グループ進出に大きな弾みをつけた。
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