セビージャFC – FC バルセロナ: メッシ、逆転勝利に導く(1-2)
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FCバルセロナは、サンチェス・ピチュアンにて、ビトロのゴールで先制されたものの、逆転勝利をもぎ取り、試合を1−2で制した。
試合の最初からバルサは、やる気全開でゲームに臨んだ。スタートと同時日スアレスのシュートがセビージャのゴールマウスを捉えたが、セルヒオ・リコがそれを阻んだ。
ホルヘ・サンパオリは、その攻めのサッカー哲学を崩すことなく、バルサと共に相手ゴールを攻め合うシーソーゲームが続いた。だが、最初にゴールを破ったのは、ホームチームのセビージャだった。カウンターから、ビトロがマスチェラーノを抜き、テア・シュテーゲンの守るゴールに先制点を突き刺した。バルサも同様に、相手を攻めたが、セビージャの高い位置からのプレスに悩まされ、両者のポゼッションの争いは、厳しいものとなった。
メッシの同点弾
だが、後半になる前に、状況が変わった。デニス・スアレスがスタートしたプレーを受けたネイマールJrが、後半43分、アシストを送り、そのパスを受けたメッシが、待望の同点弾をリコのゴールに叩き込んだ。セビージャを前に決めた27回目のゴールであり、また、同時にバルサのユニフォームを着て、トップチームで決めた記念すべき、歴史的500ゴール目になった。
様相の変わった後半
こうして、後半をドローで迎えたバルサが変わったのは、スコアだけではなかった。メッシの決めた同点弾が、がらりと流れが変わったのだ。そんなバルサに、更なる朗報が訪れたのは、後半16分だった。それまで、デニスからのアシストを受けて、シュートを放ったり、個人プレーから3人ものディフェンダーを抜いて放ったシュートがポストに弾けたり、とゴールに嫌われたメッシは、ゴールをアシストに切り替え、スアレスに送ったパスが決定的な結果を生むことになった。
試合は、最後まで予断を許さない展開が続いた。とはいえ、2-2の同点よりは、1-3に近い状態であり、バルサは、スアレスの逆転弾の後に、再び、メッシからのパスでゴールを決められるチャンスがあったが(後半27分)が、スコアが変わることはなく、サンパオリのオプションも尽きた。
セビージャ所属の日本人選手、清武弘嗣 の出場も期待されていたが、サンパオリ監督は、最後まで清武をベンチから動かすことはなく、バルサの選手との対決は、叶わなかった。
バルサは、代表戦で再び、リーグ戦が止まる前に、タフなスタジアム、サンチェス・ピチュアンで、貴重な勝利をもぎ取り、セビージャは、スーパー杯以来、ホームで勝ち点を落とすことがなかった無敗記録をバルサの前に破ることになった。
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