ルイス・エンリケ「目標は国王杯連覇以外あり得ない」
監督は一歩ずつ進んで行くことを重視、エルクレス戦に集中するとした。「力の差があるのは明らかだが、下のカテゴリーのチームが一部リーグのチームに勝つケースを我々はこれまでにたくさん見ている」
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FCバルセロナは2016/17シーズンの国王杯初戦を目の前にしている。最近2大会を制しているチームははっきりした目標を持っている。ルイス・エンリケ・マルティネスはベスト16入りを賭けた対エルクレス第1戦を前にした記者会見でこう明言した。「目標は最近2シーズンにやってきたように国王杯で連覇すること以外あり得ない」。
もっとも監督は一歩ずつ歩みを進めて行くとしている。「今回我々は良い記憶が残っている大会を始める。改めて大会を制すには、まずエルクレスに勝たなければならない。レベルの違いはあるが、下のカテゴリーのチームが1部リーグのチームを破るシーンを我々はこれまでたくさん見て来ている」。
同試合に出場する選手について問われたルイス・エンリケは「選手たちが私に何かアピールしなければならないってことはない。そうではなくて与えられたチャンスを生かし、出場する時間を楽しんでほしい」とコメントした。また「私はタイプの違う選手を起用するのが好きな監督。なぜならシーズンを戦って行くのは選手たちなんだから」。
アノエタでの引き分けのあと監督は「チームの状態は良い」としている。またこういった試合については「シーズンの中の一部分」と定義した。「我々がより良くなり、安定感のある戦いをすべきというのははっきりしている。しかし心配に値するような兆候は見当たらない。我々は引き続きタイトル獲得の候補の一つ。だがもっと良くなるべきで、その意識がある」と説明した。
さらに以下のように分析している。「スタイルを変えてはいない。我々には得点力のある前線構成になっており時に先を急ぐ傾向はあるが、あまりそうなり過ぎないように努めている。とにかくこれまでにたくさんのタイトルを勝ち取ったのと同じ哲学を維持していく」。