マッチプレビュー:FC バルセロナ−バレンシア CF
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シーズン終盤に差しかかり、もはやミスの余地はほとんど残っていない状況でFCバルセロナがカンプ・ノウでバレンシアと対戦する。特に前節リアソールで破れ(2−1)、19節連続無敗が途切れたばかり。さらに入れ替わりで首位に立ったレアル・マドリードが先行開催だった18日のアスレティック・ビルバオ戦で勝った(1−2)だけにどうしても勝利したい条件が揃っている。今節の勝利は単に勝ち点3の積み重ねのためだけではなく、良い感触でリーガ中断を迎えるためにも重要となる。またルイス・エンリケ監督が言うように4月の試合スケジュールが「とんでもない」こともその理由。できるだけタイトルに近いところに付けておくことが大事になってくる。
しかし今回の相手バレンシアはいつでも難しい相手であることは間違いない。メスタージャでの対戦でバルサは最終的に勝利したものの、最終局面で得たPKをメッシが決めて勝負を決めた(2−3)ものだった。ルイス・エンリケは選手たちに全幅の信頼を寄せているものの難しい対戦になるとしている。「すべての対戦を分析しても、いつでも我々が苦しんで来た相手。リーガの順位はとても良いところにいるとは言えないが、非常に高いレベルの選手たちを抱えている難しい相手だ」。
体調不良により前節デポルティーボ戦を欠場していたネイマールとラフィーニャはその後通常練習をこなしており、戦線復帰が期待される。あるいはマテューも召集に戻る可能性がある。現状で欠場が確実なのは怪我のアレイシ・ビダルとなっている。
「バルサが居心地の悪さを感じるようにしたい」
シーズン序盤の低調な戦いのあと、‘ボロ’ことサルバドール・ゴンサレス監督のバレンシアは中位まで順位を持ち直してカンプ・ノウへ乗り込んで来る。降格圏からは一定の差を付け、一方で来季の欧州大会出場権獲得には遠い状況。チームはアウェー4試合連続で負けなしとしている。
バレンシアの監督は相手チームについて「スペクタクルな選手たちが素晴らしいメカニズムの中にいる」としている。そのため「我々は効果的でスピードを持ってプレーし、バルサが居心地の悪さを感じるようにしなければならないだろう」と言う。ボロ監督にとって自チームは「目一杯戦い、取り組みの姿勢と決定力、さらに集中力を持っていなければならない」とみている。バレンシアはいくつかの重要な戦力を計算できない。今回マリオ・スアレス、ナニ、ロドリゴ、サンティ・ミナを怪我で欠いている。
招集リスト
この試合にルイス・エンリケは、18人の選手を招集した。デポルティーボ戦にはいなかったネイマールJrとラフィーニャが招集リストに復帰した。負傷していたマテューは、医師から完治通告を受けたが、監督判断でこの試合には招集されなかった。また、マシップとアルダ・トゥランも監督判断で招集されなかった。よって、ルイス・エンリケが試合当日の朝、発表した18人の招集メンバーは以下の通り:テア・シュテーゲン、シレッセン、ピケ、ラキティッチ、セルヒオ、デニス、イニエスタ、スアレス、メッシ、ネイマールJr、ラフィーニャ、マスチェラーノ、パコ・アルカセル、ジョルディ・アルバ、ディニュ、セルジ・ロベルト、アンドレ・ゴメス、ユムティティ
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