ファンの思いが込められたユベントス戦でのモザイク
9万人以上ものサポーターが、バルサカラーの厚紙で”more than a club”(クラブ以上の存在)の文字をカンプノウのスタンドに作り出した。サポーターは百パーセント、チームと共にいた。
チケットと美術館
カンプノウは、再び、この特別な機会にモザイクを作り出した。9万人のサポーターが、バルサカラーの厚紙をクラブソングが鳴り響くと同時に持ち上げ、スタンドには、”more than a club”(クラブ以上の存在)の文字が浮かび上がり、ゴール裏には、Barçaの文字が作られた。
選手たちは、アップの時から、サポーターの熱を感じることができた。鳥肌が立つほどのスペクタクルな空気は、選手とサポーターが一つになって、カンプノウに生まれたものだった。カンプノウのようなモザイクを作る場所は、世界中のどこにもない。
このモザイクから始まり、最後まで選手に百パーセント寄り添っていたサポーターに対し、ジェラルド・ピケは試合終了後に「残念な結果となったが、敗退にもかかわらず、カンプノウのこのようなリアクションは、ほとんど見たことがない。これだけでも、記憶に止めておくに値する。サポーターにお礼を言いたいし、誇りに思う」と感謝のメッセージを送った。