ユベントス−FCバルセロナ:イタリア特有の決定力の高さを痛感(3−0)
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トリノの悪夢—。FCバルセロナはイタリアで望んでいた好結果を導き出すことができず、アウェーでのユベントス戦で勝利出来ない状況が続いている。今回は前半ディバラに2ゴールを許し、後半はホームチームのゴール前の強さの前に屈した。バルサは得点することができず、準決勝に進むためには再び逆転劇を演出しなくてはならない状況になった。
しかしアッレグリ監督のチームは簡単には勝たせてくれないだろう。中でもその守備陣はなおさら。その能力の高さはユベントス・スタジアムで証明され、バルサはダメージを受けた。まず序盤に高い位置からプレッシャーをかけ早々に先制点をマーク。その後高い守備力から素早いカウンターに転じ2−0とリードを広げる。さらに後半に入って差を広げる3点目を決めた。22分までに2点を決めたのはディバラ。先制点はクアドラードからのパスを受け、エリア内から逆サイドのゴールネットを揺らした(1−0、7分)。
しかし最後尾で守るブッフォンも非常に重要な働きをした。特に1−0だった時点でアンドレス・イニエスタと1対1のシーンで好セーブ、同点になってもおかしくない場面で失点を許さなかった。バルサはその後プレッシャーをかいくぐり高い位置でボール奪取するようになり、イタリアチームは自分で守りを固めてロス・アスルグラナスを待ち構えるようになった。ここでボールを保持したメッシがわずかなスキを狙ってゴール前に走り込んだイニエスタへスルーパス、チームのキャプテンはニアサイドを狙いシュートしたがユベントスの守護神はこれをブロックした(21分)。このあとホームチームの高い決定力によりあわや1−1だった試合が2−0に早変わり。カウンターからディバラが放ったスペクタクルなシュートが決まった(2−0、22分)。
ゴールを狙うもカベを崩せず
アウェーゴールの意味を分かっているバルサは少なくとも1点を返す狙いで相手ゴールを目指した。根気良くプレーを続けたがユーベ守備陣の粘り強さは素晴らしく、反撃の芽を摘んで行った。そのうえバルサは何度か守備ラインを突破したもののその後にはブッフォンがそびえ立っていた、例えばこの試合で最大のチャンスだったスアレスのシュートをゴールキーパーは指先でシュートコースを変えた(67分)。とはいえこの先にあるのはカンプ・ノウでの第2レグ。チャンピオンズリーグの準決勝進出のためにはバルサは改めて逆転劇を演じなければならない。
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