アラベス– FC バルセロナ: メッシのダブルゴールで連勝 (0-2)
メッシがPKをミスした後に、意地で決めたダブルゴールがバルサに再び、勝ち点をもたらした。また、パウリーニョはこの試合で公式デビューを果たした。
チケットと美術館
FCバルセロナは、リーガ第2節、アラベスとのアウェー戦で、メッシのダブルゴールによる0−2のスコアで勝利をあげ、リーガでの勝ち点6点目を手にした。
ベティスとのホームでの開幕戦では、勝利をあげたものの、この後、代表戦でリーグが止まる前に、リーグ戦を前向きに進めるためにも、さらに勝ち点を増やしておきたい、それが今回の試合の目的だと、前日記者会見で、話したエルネスト・バルベルデだったが、ことは容易に運ばなかった。昨季、ホームで二回しか、相手チームに勝利を許さず、また、カンプノウでバルサを前に勝利をあげたチームは、監督が変わったとはいえ、バルサに勝負を挑んできた。
両者に得点が入らないまま、試合が進んだ前半の37分になり、ピケにエリア内で犯したファウルによりバルサに有利なPKの笛が吹かれたものの、それを蹴ったメッシのシュートコースを読んだパチェコがセーブ。前半は、スコアレスドローのまま、ハーフタイムを迎えた。
だが、そのまま、引き下がるメッシではなかった。ルイス・スアレスがまだ、負傷から戻らず、攻撃を一手に引き受けることになったレオ・メッシは、後半10分、待望の先制点をマーク。パチェコは、今回もメッシのシュートコースを読んだものの、そのシュートの威力に屈し、先制点を許すことになった。
さらに後半21分、再び、メッシが追加点をマーク。スコアを0-2と引き離したが、その後もハットトリックを目指すがごとく、パチェンコの守るゴールを攻め続けた。
ホームのアラベスを率いるルイス・スベルディアは、エンソ・ジダンを後半に投入するなど、試合の流れを変えるべく、試みたが、バルベルデは後半43分に、キャプテンのイニエスタに変えて、パウリーニョを投入する余裕もみせ、動じることなく、試合を確実に決めてみせた。
この後、代表臭が始まるため、リーガは一度、止まり、次戦は来月9日のバルセロナダービーとなる。バルベルデの率いるバルサは、メッシのダブルゴールで、リーグ戦で連勝を手にし、当初の目標をクリアして、代表戦を迎えることになった。