FC バルセロナ– UD ラス・パルマス: 例外的な状態での勝利 (3-0)
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カタルーニャ独立を問いかける住民投票当日に行われたリーガ7節、ラス・パルマスとの対戦は、クラブの決定により、無観客試合となった。この通常と異なる状況の中、バルサは、セルヒオの先制点とメッシのダブルゴールで、勝利をあげて、リーガでの首位の座をキープした。
無観客試合、前半はスコアレスドロー
この通常と一風、異なったスタンドに観客のいないスタジアムで、バルベルデの率いるチームは、代表戦で再び、リーガが止まる前に勝利をあげたいとの思いを込めて、試合に臨んだ。
だが、ラス・パルマスも予期した通り、容易にはスペースを与えてくれなかった。前半21分には、メッシのフリーキックからのシュートをチチゾラがクリア。逆にその7分後には、ラス・パルマスのカジェリが最初のチャンスを手にし、シュートを放つも、セルジ・ロベルトが失点を防いだ。33分には、そのセルジ・ロベルトのクロスを受けて、パウリーニョが放ったシュートが右ポストに弾けた。試合終了前には、カジェリが再び、シュートもポストに嫌われ、両者とも交互にチャンスを手にしながらも、前半は得点が入らないまま、ハーフタイムを迎えた。
セルヒオの先制点、メッシのリサイタル
後半の頭から、バルベルデは、アレイシ・ビダルとパウリーニョに変えて、イニエスタとラキティッチを投入。ピッチに立つやいなや、ラキティッチがエリア外からシュートを放つなど、チームの攻撃スピードがあがり、その5分後、CKを蹴ったメッシのパスを受けて、セルヒオがヘディングでシュートを突き刺した。セルヒオにとっては、今季初ゴール、3年ぶりのゴールとなった。
後半25分には、デニス・スアレスからのプレーを受けたメッシが追加点をマーク、さらに、後半32分にメッシが、再び、スアレスとのチームプレーで、ディフェンスを置き去りにし、チチゾラを超えて、シュートを突き刺すと、点差を広げた。メッシは、改めてどんな状況でプレーしても、ゴールを決めることができることを改めて証明した。試合終了間際に、スアレスもゴールのチャンスがあったが、ボールがゴールに入りたがらず、試合は、3-0で終わり、バルサはこの状況的に難しい試合を勝利で終えた。
メッシ、プジョルの記録越え
レオ・メッシは、このラス・パルマスとの試合に出場することで、バルサのユニフォームを着て594試合目を迎え、カルラス・プジョルの出場回数記録を上回った。バルサで決めたゴールの総数は、この試合で2得点を決め、総数を521に伸ばした。
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