ビルバオとアテネ訪問を心待ちにするバルベルデ
トップチームの監督は6年、3年の指揮経験があるアスレティック・クラブとオリンピアコスと対戦する
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エルネスト・バルベルデにとって特別な1週間が待っている。なぜならFCバルセロナは10月28日にアスレティック・クラブのホーム、ヌエボ・サン・マメスを、さらに同31日にオリンピアコスの本拠地ヨルギオス・カライスカキスを訪れるから。両会場でバルベルデは順に6シーズン、3シーズンを過ごし、「ファンの声援が大きく、とても良い思い出がある」としている。
バルベルデはクラブのメディアに対し「対戦を楽しみにしている。なぜならアウェーチームとして2会場を訪れるのは初めてだから」と話している。
まず本拠地への里帰り
選手としての経験のほか、エルネスト・バルベルデはアスレティック・クラブで育成部門の指導者として経験を積んだ。2003/04季にトップチーム監督に就任、2シーズンを過ごした。その後エスパニョール、オリンピアコス、バレンシアとチームを移ったのち、再びサン・マメスへ戻り2013/14季から2016/17季まで采配をふるっている。
「それぞれが基準となるチームを持っているが、私にとってのそれはアスレティック」とバルサ監督。さらに「選手として、監督としてとても幸せだった。簡単ではないし、監督ならなおさら。結果に左右される緊張感の中で生活しなければならないが、楽しむことができたからうれしく思っている」。
ギリシャ、個人としての1つの大きな判断
またオリンピアコスでも2度監督として戦っている。最初は2008/09シーズン、さらに2010/11季からの2シーズンだった。バルベルデが覚えているのは「ギリシャの人たちの愛情深さ。もっともそれがなぜなのか今でも分からないが」としているものの「あそこで私が経験したのはとても特別なもの。私の人生の中で最も正しい選択の中の1つだった」と確信を持って話している。
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