試合プレビュー:FCバルセロナ−セビージャFC
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今年最後の代表戦ウィークを前にした最後のゲームで、FCバルセロナはホームで5位のセビージャを迎え討つ。試合はレオ・メッシのバルサ通算600試合がかかっている。
チームニュース
デンベレ、ラフィーニャ、アレイシ・ビダル、アルダ・トゥランのほか、オリンピアコス戦で負傷したアンドレ・ゴメスとセルジ・ロベルトも負傷により今回招集メンバーから外れる。
バルサの中盤は陣容不足になっているが、好材料なのは怪我で戦線離脱していたアンドレス・イニエスタの復帰。金曜午後の練習には問題なく通常メニューをこなしている。
これにより今節の招集メンバーは以下の通り:テア・シュテーゲン、シレッセン、セメド、ピケ、ラキティッチ、セルヒオ、デニス・スアレス、イニエスタ、スアレス、メッシ、マスチェラーノ、パウリーニョ、デウロフェウ、パコ・アルカセル、ジョルディ・アルバ、ディニュ、ユムティティ、フェルメーレン
アウェーチームはアルゼンチン人ディフェンダー、ガブリエル・メルカードが負傷で欠場する。逆に同国人選手のエベル・バネガとパブロ・サラビアが万全の状態で試合に臨む。
監督の視点
バルサのエルネスト・バルベルデ監督は金曜に行われた記者会見で「今回は危険な試合。セビージャは後方で守りを固めるようなことはせず、試合支配が難しい展開になる」とみている。
敵将のエドゥワルド・ベリッソ監督は前指揮のセルタでバルサ戦上々の結果を出している。セビージャでは「すべての試合で勝つ事が出来たし、それだけのことができる武器を我々は抱えている。我々としては多くのエネルギーを使ってバルサが快適に過ごせないようにする必要があるかもしれない。なぜなら彼らが試合を支配し続けたら、より快適に過ごすことになるだろう」とみており、「そうなれば自分たちとしてはゴールが遠のき、ゲームが永遠に続くだろう」「私は敢えてリスクを犯し、相手のゴールを狙いに行く」と宣言している。
これまでの戦いぶり
バルサは今季17試合で無敗をキープしており。これを上回るのは欧州のトップリーグではマンチェスター・シティ(18)とナポリ(23)のみ。9勝1分けは上々の出来だが、4年前には同じ数字を出していたものの最終的にリーグを制したのはアトレティコ・マドリードだった。だからやらなければならない仕事はまだまだある。
一方のセビージャは今季今ひとつの出来に終止しているが、それでも5位につけている。またチャンピオンズリーグではスパルタク・モスクワに勝利し復調の兆しを見せている。
直接対決
セビージャはカンプ・ノウでの対戦を不得意としている。最近14試合で引き分けが2つあるものの残る12戦は敗れている。この顔合わせでバルサが最後に敗れたのは2002/03シーズンまでさかのぼらなければならない。ただセビージャは以前からバルセロナでの戦いを苦手としており、スタジアム建設から60年で3勝しかモノにしていない。
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