FC バルセロナ – バレンシア CF: 決勝へ半チケット (1-0)
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国王杯決勝チケットの半分が手に入った。カンプノウで行われたバレンシアとの国王杯準決勝第一レグで、バルサは、苦しみながらも、スアレスのゴールで試合を制した。5回目の国王杯決勝進出を目指し、バルサは、来週、僅差のメリットを手にメスタージャへ向かう。
エルネスト・バルベルデは、エスパニョールを前に勝利を得た時と同じスタメンで、準決勝第一レグに臨んだ。バルサは、ディフェンスラインを非常に高くあげ、試合の殆どを攻撃エリアで過ごし、圧倒的なコントロールをみせた。そのポゼッションは、79%に達し、6回ものシュートを放ったが、ドメネックの守るゴールラインを割ることができずに苦しい前半を過ごすことになった。疲れを知らないメッシが攻撃の主軸となり、左サイドのジョルディ・アルバとのコンビネーションで、バレンシアのディフェンスを揺さぶったバルサだが、第一レグに敵地で失点することの重要さをわかっているバレンシアは、最終ラインを死守し、バルサにスペースを与えず、失点も許さなかった。試合は、結局、スコアレスドローでハーフタイムを迎えることになった。
後半に入っても、メッシは、前半同様、ゴールチャンスを狙い、FKチャンスも手にし、精力的にプレーしていたが、ゴールネットを揺らすことはできずにいた。一方のバレンシアも、シレッセンのゴールに近づこうと努力していたが、高いポジションで守っているにもかかわらず、ピケと共にユムティティがそのバランスを見事にとり、バレンシアに隙を与えなかった。スタンドからは、ユムティティのそ名前を呼ぶ声が響いた。
スアレスの勝利弾
コウチーニョは、スタンドの大歓声の中、ピッチを飛び出した。後半17分には、再び、メッシがFKのチャンスを得た。シュートは枠をとらえたものの、ドメネックがクリアし、スコアボードが変わることはなかった。
その状況が変わったのは、後半22分だった。再び、メッシースアレスのラインからゴールが生まれた。メッシがミリメートル単位まで測ったかのようなアシストを送り、スアレスは、それを無駄にすることはなかった。スアレスが押し込んだシュートが、スコアボードを変えた。バルサは待望の先制点をようやく手にしたのだった。後半26分、イニエスタに変えて、パコ・アルカセルを投入し、バルベルデは、更なるゴールを狙った。一方のマルセリーノも、サンティ・ミナをソレルに変えて投入し、敵地第一レグでの得点を狙った。
メッシが再び、後半30分に、エリア外からゴールを狙ったが、そのシュートはわずかに枠の上へそれた。また、アルカセルも同様にドメネックのゴールを狙ったが、その手でクリアされ、追加点にはならなかった。バルサは、飽きることなく、攻め続けたが、時間は非情にすぎていった。試合が終わる寸前まで、バルサは一丸となり、攻撃の手を緩めなかったが、逆にバレンシアが同点弾を決めようとする瞬間もあった。そういったことが起きないよう、ユムティティは最後まで、バルサに失点を避ける働きを行なった。最終的には、スアレスのゴールが勝利弾となり、1-0で終了することになった。決勝まで、後1試合。決勝が視野に見え始めた。
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