メッシとスアレス、ヨーロッパ一のタンデム

レオ・メッシとルイス・スアレスのタンデムは、カンプノウにおけるジローナとの対戦で、再び、その威力を見せつけた。メッシのダブルゴールとスアレスのハットトリックで、現在、二人はそれぞれ、22ゴール（メッシ）、20ゴール（スアレス）を今季、決めた計算になり、二人の得点力は、スペインリーグの1部の16チームが決めている得点数を超えるものだ。 

今季、メッシとスアレスの足元から、10回のダブルゴール、ハットトリック２回、ポーカーを1回が生まれている。メッシは、６回のダブルゴール (アレベス、ユベントス、ラス・パルマス、セルタ、ベティス、ジローナ)にポーカー(エイバル)を決めており、一方、スアレス４回のダブルゴール (レガネス、デポルティーボ、レアルソシエダ、ベティス) にハットトリック(ジローナ)を決め、二人の得点ランキングは、バルサ史上の上位を占め、もっとも得点力のあるタンデムとなっている。メッシは、クラブ史上のトップであり(622試合中537ゴール) 、スアレスは、史上６位（183 試合中144ゴール) になったばかりだ。

2018年、勢いのあるタンデム

メッシとスアレスは、今年、もっとも勢いのあるタンデムだ。二人合わせて、今年に入ってから、24ゴールを決めており、ヨーロッパ全体をみれば、二人にもっとも近い数字を出しているのは、 PSGのネイマールとディ・マリア (21 ゴール)であり、マンチェスターシティのアグエロとデ・ブライネ (18 ゴール)、レアルマドリードのロナウドとベイル (18 ゴール)と続いている。

ゴールデンシューを目指して

メッシ、スアレスとも、欧州ゴールデンシューを手にした経験があるが、今年も視野に入れている。現在のヨーロッパでの成績は、下記の通りであり、現時点では、ハリー・ケーンとカバニがトップに立っている。