チェルシー FC – FC バルセロナ: 値千金のドロー (1-1)
チャンピオンズリーグ最多出場タンデムの記録をこの試合で手にしたイニエスタとメッシの二人がスタンフォードブリッジで値千金のドローを生み出した。
チケットと美術館
スタンフォードブリッジでの試合は、予想通り、容易ではなかった。だが、リーガと同様、チャンピオンズリーグでも今季、無敗連続記録を誇っている FCバルセロナは、先制点をウイリアンに許したにも関わらず、同点に追いつき、敵地での第一レグをドローで終えることになった (1-1)。
超ディフェンシブなチェルシーを破ったのは、メッシーイニエスタのコンビネーションだった。2009年にロンドンのスタジアムで、あの魔法のような時間を過ごしたとき、アシストパスを出したのは、バルサの「10」番だったが、今回は、その逆となり、キャプテンのイニエスタが出したパスにメッシが応える形で同点弾が生まれた。
バルサは前半でも圧倒的なポゼッションを誇っていたが、チェルシーの鉄壁を崩すことができず、好機を得たのは、チェルシーの方だった。ボレーシュートが、ポストに弾けた他(42分)、ウイリアンが二度に渡り、シュートを放った(33、40分)。
そして、CKを受けてエリア外から放ったシュートを3度目の正直とばかりにテア・シュテーゲンの守るゴールに突き刺し(後半17分)、コンテのチームに先制点をもたらしたのだった。
先制点を手にしたチェルシーは、ラインを下げ、ディフェンシブな布陣を敷いた。バルサはスペースを見出すのに苦労させられることになった。だが、スタンフォードブリッジは、2009年のヒーローの活躍をこの日、まだ見ていなかった。チェルシーのディフェンスミスをイニエスタは見逃さなかった。奪い返したボールをメッシへ献上し、メッシのシュートがクルトワのゴールに突き刺さった(後半30分 1-1) その後、スコアボードの表示は最後まで変わることはなかったが、試合は、まだ終わっていない。バルサは、1-1のスコアをカンプノウで守りきらなければならない。第ニレグが行われるのは、3月14日だ。