ネルソン・マンデラ氏の誕生100周年を記念したイベントでバルサが親善試合

ネルソン・マンデラ氏の誕生100周年を記念したイベントでバルサが親善試合

ロス・アスルグラナスはヨハネスブルグのFNBスタジアムでマメロディ・サンダウンズと対戦。試合の様子はバルサTVのほかクラブチャンネルのストリーミングで視聴できる

FCバルセロナがネルソン・マンデラ氏の生誕100周年を記念する行事に参加、来週南アフリカへ赴き同国プレミアサッカーリーグの現チャンピオン、マメロディ・サンダウンズと対戦することになった。チームは15日にヨハネスブルグ入りし、翌16日にFNBスタジアムで試合を行ったあとバルセロナへ戻る。FCバルセロナのソシオやファンは、南アフリカと隣国を除き、この試合をこの試合を生中継するバルサTVやクラブ公式チャンネルの‘ストリーミング’で観戦することができる。

試合は‘マンデラ・センテナリー・カップ’と名付けられ、2018年を通して行われる同氏の誕生から100年が経過したことを祝うイベントの一環として行われる。アフリカのサッカーファンにとっては特別な試合であり、ラ・リーガ・ワールド・チャレンジプログラムを推進するラ・リーガと南アフリカサッカー協会(SAFA)の協賛で行われる。

FCバルセロナは27年の収監生活のあと南アフリカ初代大統領となり自由と人種差別撤廃のために戦ってきたネルソン・マンデラ氏に対しこれまでずっと敬意を示してきていた。同紙は分断された同国の団結と民主化を押し進め、20世紀の偉大な人物の一人に数えられている。

同氏の有名な言葉の中には「スポーツは世界を変える力があり、希望を与えるとともに若者たちとのコミュニケーションをもたらす。スポーツにはモチベーションを高め、国を団結させる力がある。スポーツは人々の心にたどり着く手段」というものがある。

クラブ・アスルグラナは2013年、ネルソン・マンデラ氏が95歳で亡くなった歳にカルタヘナとの試合で喪章を着けて試合を行った。

2回目となる南アフリカ訪問

バルサにとって今回が南アフリカで2回目となる試合。前回2007年にも同じくマメロディ・サンダウンズと対戦したが、会場はプレトリアだった。なお試合はエスケーロとマルク・クロサスのゴールで1−2勝利。5万人の観衆が集まった。

バルサはこれまでアフリカで13の親善試合を含め21試合を戦っている。戦績は18勝1分け2敗。なおアフリカチームとの対戦はこれまで13試合。21世紀に入ってからは4試合で、カンプ・ノウでの開催が1試合。これがアフリカ以外での唯一のカードとなっている。2003年アル・イテハド(リビア)との対戦で、バルサはジェラルド・ロペス(3点)、モッタ、セルヒオ・ガルシアのゴールにより5−0で勝利した。

Força Barça
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