ポストマラドーナ時代が始まろうとしていた。テリー・ベナブレスは、ヌニェス会長の良きヒュウ人だったボビー・ロブソンによって推奨され、その後、1996/97年に責務を負った。非常にイングランド的な、クラシックな4-4-2を用いて、ヘラド、ミゲリ、フリオ・アルベルトといったディフェンダーや、ベルナン・シュスターなどのミッドフィルダーを用いた。魅力的でカラフルなサッカースタイルを作り上げた。
ベナブレスは、1984/85年にリーガを制覇し、その翌年、チームをセビージャで行われた1986年の欧州杯決勝に導いた。また、1985/86年にコパ・デ・ラ・リガを制覇した。
最後のシーズン、1987/88年、チームの業績はかなり、落ち始め、 1987年の9月、ベナブレスは、ルイス・アラゴネスにその座を譲ざるを得なかった。
テリー・ベナブレスは、長きに渡る病気の末、 2023年11月25日に80歳で生涯を閉じた。
