FC バルセロナ - オサスナ: シーズン末へのラストスパート

FC バルセロナ が戻ってくる。代表ウイークに終わりを告げ、ハンジ・フリックの率いるチームは、国内大会に戻ってくる。それはリュイス・カンパニスオリンピックスタジアムでスタートする。サポーターを前に、対戦する相手はオサスナだ（現地時間・木曜日21時キックオフ）。これは、カルラス・ミニャロ医師の急逝により、延期されたリーガ27節となる。ここから、バルサはマラソンのごとく大量の試合をこなしていくことになる。

目標: メリットの拡大

バルサは現在、大会の首位としてこの試合に挑む。勝ち点は60点とレアル・マドリードと並んでいるが、この1試合分、少なかったため、ここで勝ち点３をあげれば、レアル・マドリードにさをつけることになり、リーガの残り10節を余して、アトレティコ・デ・マドリードとは7点差まで広げられる可能性がある。

ハフィーニャとアラウホ、招集外

チームに関していえば、アトレティコ戦で負傷したマルク・カサドも今回、招集外の選手リストに入った。また、フリックは、前日記者会見で、代表戦により、長距離の遠征から火曜日に帰ってきたハフィーニャとアラウホは、今回、招集外になると伝えた。一方、スペイン代表で負傷離脱したパウ・クバルシは、招集リストに入る可能性があるが、スタメン出場はしないとハンジ・フリックは記者会見で明言。センターバックは、イニゴ・マルティネスとエリック・ガルシアが務める。

最後の対戦データ

また、注目すべきは、バルサにリベンジの意思があることだ。オサスナは、バルサを倒すことを知っている。前期、リーガ8節にエル・サダルにて 4-2の勝利をバルサを前に収めている。それは、バルサにとって最初の黒星であり、そこからバルサは7連勝していくことになる。

オサスナ、微妙な状況

パンプローナのチームに関していえば、このリーガでは、微妙な状態にある。ビセンテ・モレノの率いるチームは、5試合連続で勝利を逃している（3分2敗）。現在、勝ち点33で14位であり、素晴らしい開幕を切り、欧州枠を占めていた時から遠く離れている。

また、この試合に関していえば、ルカス・トロとブライアン・サラゴサが欠場となる。ミッドフィルダーは、累積欠場、アンダルシア出身のサイドアタッカーは、時ハムストリングの異和感が抜けきれない状態での負傷欠場だ。