ハンジ・フリック「私たちは大きな期待感を手にしている」

満足している。記者会見で、ハンジ・フリックはそのように語った。要求度の高いベンフィカとの試合を前に、バルサはラウンド８への進出を手にした。バルサの監督はチームが、「素晴らしい仕事をやってのけた」ことに誇りを感じていると明かした。ベンフィカを前に堂々と戦い、とりわけ、前半の働きを褒めた。

「私は進出にとても満足している」とドイツ人監督は話した。チャンピオンズリーグは日々、難しくなってきている。大会が進むにつれ、より、ライバルは難しくなり、それはピッチ上のプレーにも見て取れる。現在、バルサは、決勝に向けて、更なる2回の進出を果たさなければならないが、それを意識している監督は、「今、大事なのはラウンド８の試合を見ることのみだ。チャンピオンズリーグを制覇するのは非常に難しいことだが、それを達成できるようにに願っている」と話した。

ハンジ・フリックの初年は、今の所、非常に良い形で結果がついてきている。勝利のみならず、バルサのチームは、ピッチ上で非常に良いサッカーをみせて、それがサポーターを勇気づけている。バルサの監督は、他に選択肢はないと認めている。「バルサがプレーする時、他のプレースタイルはない。私たちは高い期待感を持っている」。最終的に、歓喜の中にも冷静さを求めた。「1試合ずつ進んでいかなければならない。まだ、多くのシーズンが残されている」。

進出はもちろんだが、また、ラミン・ヤマルに対しても、とりわけ、満足感を表した。「私は彼のためにとても満足している。長い間、ゴールを決めていなかったし、私たちにとって重要なゴールを決めた」と話し、またペドリにも賛辞を送った。「彼は多くをやってのけるキャパシティがある。非常に調子が良いし、彼を見るのはとても気持ちいい」と述べた。