FC バルセロナ - ベンフィカ(3-1):いざ、ベスト8へ

FC バルセロナ - ベンフィカ(3-1):いざ、ベスト8へ

バルサは、ラミン・ヤマルとハフィーニャのダブルゴールで、3-1で勝利を収め、堂々とベンフィカを破り、26回目のラウンド8進出を果たした。

リュイス・カンパニスオリンピックスタジアムで行われたチャンピオンズリーグラウンド16第二レグ、FCバルセロナ対ベンフィカ戦は、ラミン・ヤマルとハフィーニャのダブルゴールで、3-1で勝利を収め、バルサは、第一レグ、第二レグを通して、合計4-1で堂々とベンフィカを破り、26回目のラウンド8進出を果たした。

FCバルセロナにとって、辛く、しかし、大事な一戦であることは試合前からわかっていた。週末のリーガ、オサスナ戦を中止するほどに大きな衝撃となったチームドクター、カルラス・ミニャロの急逝を受けて72時間後に開催されたチャンピオンズリーグラウンド16第二レグは、全員が喪章をつけてピッチに立った。思いは一つ。カルラスのために。勝利を進出を捧げたい一心で、グラウンドにあがったイレブンは、シュチェスニー、バルデ、アラウホ、イニゴ・マルティネス、クンデ、ダニ・オルモ、フレンキー・デ・ヨング、ペドリ、ハフィーニャ、ラミン・ヤマル、レバンドフスキの11人。第一レグで退場処分となったクバルシに変えて、アラウホが入った他は、エスタディオ・ダ・ルスでピッチに立ったのと同じ顔ぶれで試合に臨んだ。

最高の前半

先制点が生まれたのは、前半11分だった。ラミン・ヤマルが個人プレーでディフェンダーを散らしながらあげた正確なセンタリングにハフィーニャが反応し、クロスシュートを突き刺した。ハフィーニャは10試合で10得点目をマークし、そのゴール嗅覚を改めて証明した。しかし、その喜びは続かなかった。前半13分、オタメンディがバルサのゴールマウスにシュートを押し込み、同点弾をマーク。シュチェスニーはボールに触れたものの、その力強いシュートは容赦なくバルサのネットを揺らし、両者のスコアは振り出しに戻った。

しかし、ショウが始まるのは、ここからだった。前半27分、右サイドから走り込んできたラミン・ヤマルが、エリア外からトゥルビンのゴールマウスにシュートを突き刺し、スコアを再び、バルサに有利に傾けた。更に前半42分、バルデが前線まで走り込み、ハフィーニャへアシストを送った。ハフィーニャはそれを無駄にすることなく、クロスシュートを突き刺したが、主審はゴールを取り消した。しかし、VARがオフサイドはなかったと判断し、ゴールがカウントされた。ハフィーニャの2点目。この得点で、ハフィーニャはロナウドのゴール数と並ぶ記録を作った。バルサは、3-1と点差を伸ばし、ハーフタイムを迎えた。

完全なコントロール

後半25分、ハンジ・フリックはこの日、最初の交代を行った。レバンドフスキとダニ・オルモに代わり、フェラン・トーレスとガビがピッチに立った。試合のスコアは、3-1のまま、変わらなかった。後半36分にバルサは再び、交代を行い、ラミン・ヤマルとフレンキー・デ・ヨングに変えて、フェルミンとマルク・カサドが入った。

後半40分にはゴールがクンデがゴール前で受けたボールが、ゴールラインを破る寸前だったが、その寸前で救世主、シュチェスニーが止めた。後半41分、イニゴ・マルティネスに代わり、エリック・ガルシアが入った。規定時間終了まで、後4分だったが、スコアは3-1のまま、バルサがリードしていた。バルサは完全に試合をコントロールし、後半は殆ど仕事はなかった。ロナルド・アラウホとフレンキー・デ・ヨングが更にゴールを決める寸前だったが、ゴールネットがそれ以上、揺れることはなかった。バルサは、ラミン・ヤマルとハフィーニャのダブルゴールで、勝利をあげ、ラウンド8進出を果たした。

 

Força Barça
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