ベンフィカ - FC バルセロナ: 一致団結して一つの力になる

FC バルセロナのクラブソングで、既に歌っている ​​tots units fem força（一致団結して力になる）。このフレーズはベンフィカ戦の前に、エスタディオ・ダ・ラ・ルスで流れるべきだ。チャンピオンズリーグのラウンド16、最初の章に必要なのは団結することなのだから。リスボンでのマジックナイトを再び、過ごしたいという意欲とともに試合は行われる。ハンジ・フリックの率いるバルサが野心に溢れていることは証明済みだ。

この ベンフィカ - FCバルセロナ 戦は、リーグフェーズでの記憶によって刻まれている。今年の1月21日、FCバルセロナは、光の町で、ラウンド16に向かって嵐が訪れたその時に奇跡的な大逆転を達成したのだ。4-5で最後の瞬間に黒星を喫したポルトガルのチームは、リベンジの思いで試合に臨んでくることだろう。あの日、FCバルセロナは、最初、0-2でリードしていたにもかかわらず、後半32分には4-2で負けていたところから、勝利を手に入れたのだ。

2005/06年、両者の対決

ベンフィカを前に戦うこの試合が、FCバルセロナに良い感触をもたらすことに疑問の余地はない。チームは、ポルトガルを前に進出をかけたホーム&アウェー戦を過去に行なっているが、今回は二度目だ。2024/25年のリーグフェーズは、FCバルセロナに幸運が傾いた。その前になると、1961年にベルナで行われた欧州カップの決勝まで遡る必要がある。

リスボンとバルサのチームが初めて進出をかけて戦ったのは、 2005/06年のチャンピオンズリーグ だった。ダ・ラ・ルスでの第一レグは、0-0 、 Spotifyカンプノウで行われた第二レグは、ロナウジーニョとエトーのゴールで、2-0でバルサが勝利をあげた。この最初の歴史と同じような結果をクリス返すことができるだろうか？ 

好調の2チーム

過去から現在へ。ベンフィカとバルサは、現在、両者とも無敗連続記録を誇っている。フリックのそれは、ブルーノ・ラージの率いるチームよりも長い。正確には、ポルトガルのチームは、7試合連続無連敗、その内訳は6勝1分だ。今回のラウンド16には、モナコをアウェーで下し、ホームでドローを手にした上でプレーオフを制してやってきた。一方、バルサは2025年に入ってから一度も黒星を喫していない。その内訳は12勝3分だ。

ポルトガルの前線には、前回のバルサとの試合（4-5）でハットトリックをあげたヴァンゲリス・パヴィリディスが傑出している。彼はベンフィカの得点王であり、今季、15ゴールを決めている。他方は、もちろん、ロベルト・レバンドフスキとハフィーニャが危険な攻撃コンビとしてあげられる。ブラジル人選手は、今回のチャンピオンズリーグの8試合で12得点に関与（8ゴール4アシスト）しており、ポーランド人ストライカーは、9得点をあげて、得点王ランキングで2位だ。もちろん、サイドアタッカーとして脅威を与えるラミン・ヤマルも忘れてはならない。

個人名をあげたとしても、リスボンのチームもバルサにしても、そこにはためく旗は一つ、団結を呼びかけるものだ。ベンフィカのエスクードにあるスローガンも、FCバルセロナの歌の中にも、その言葉は使われており、フリックがロッカールームとサポーターを一つの家族と呼ぶ所以もそこにある。ホームから遠い場所で、第一レグを切ることになるが、ダ・ラ・ルススタジアムには、バルサファンが1600人集結し、その応援を受けてバルサは戦う。 Tots units fem força 、一致団結して一つの力になる時が来たのだ。