FC バルセロナ - レアル・ソシエダ: 再び、首位奪回

カーニバルシーズン真っ最中にモンジュイックにビッグマッチがやってくる。国王杯でアトレティコ・デ・マドリードを前に激しい撃ち合いが行われた試合（4-4）から一転し、頭を切り替え、リーガに集中する時だ。リーガ26節、バルサは今週の日曜日、レアル・ソシエダをホームに迎える（16時15分）。リーガ26節の試合のライバルは、既に敵地、レアレ・アレナでは、バルサを前に勝利をあげた手強い対戦相手だ。その分、リベンジへの思いを秘めて、首位奪回をかけた試合が行われる。前日に、勝ち点で並んでいたレアル・マドリードは黒星を喫したものの、アトレティコ・デ・マドリードは勝利をあげ、暫定的に首位の座が奪われた状況だからだ。

首位固めへ

バルサは前節、ラス・パルマスで 0-2で試合を制して、首位に返り咲いたものの、前日のアトレティコの勝利を受けて、一時的に2位に陥落した今、首位を維持するためには、レアル・ソシエダを前に勝利をあげることが必須だ。バスクのチームは勝ち点34点、9位でやってくるが、勝ち点1点があれば、 ヨーロッパ枠の6位に浮上できる状況にある。タフな戦いになることは間違いない。レアル・ソシエダも国王杯の準決勝を戦っており、まだ生き残っている他、ヨーロッパリーグでもラウンド16をマンUを前にこれから戦う状況にあるのだ。

過去のデータは楽観的

今季、サンセバスティアンでの試合は落としているというものの、歴史的にバルセロナとサンセバスティアンのチームの間で試合が行われる時、ホームで行われる場合のデータはバルサに非常に有利なものだ。バルサは、レアルソシエダをホームに受けた過去25回の試合中24試合で勝利をあげている。もちろん、そうはいっても、レアル・ソシエダの強さは十分、証明されており、油断は禁物だ。

鍵は堅守

この試合に向けて、バルサが注意を払うべくもう一つの点は、守備だ。国王杯でのアトレティコ・デ・マドリードとの対戦でチームは、最後の10分間に2失点を喫した。レアル・ソシエダは、まさにそれをついてくるチームだ。チームは、今季、23得点をマークしているが、そのうちの10得点を最後の15分間に決めているのだ。よって、バルサは最後の数分間に得点を失わないように、それを止めなければならない。

この試合が、今月3月にホームで行われる4試合中の最初の一戦になる。タイトル制覇をかけた要求度の高いテストだ。スペクタクルなショウが行われるのは確実だ。