ラス・パルマス - FCバルセロナ: 首位継続（0-2）

必勝。この思いを胸に臨んだラス・パルマスとの試合で、バルサは、後半にピッチに送ったダニ・オルモとフェランのゴールで、に勝利を手にして、首位の座を守った。

「私に言わせれば、この試合が、リーガ制覇を決めることになる」、そういった覚悟を手にハンジ・フリックは、カナリア諸島での遠征戦への思いを語った。その決死の試合に向けて、シュチェスニー、クバルシ、バルデ、クンデ、エリック、マルク・カサド、ペドリ、フェルミン、ラミン・ヤマル、レバンドフスキ、ハフィーニャと通常と異なるスタメンを送った。

そのハンジ・フリックの言葉通り、バルサは厳しい試合を強いられることになった。今季の前期、リュイス・カンパニスオリンピックスタジアムで勝利をあげたラス・パルマスを前に、カナリア諸島のスタジアムでリベンジを果たすべく臨んだバルサだが、前半をスコアレスドローで迎える結果に終わった。

後半、フェルミンに変えて、ダニ・オルモをピッチに送ったハンジ・フリックだが、そのチェンジが幸運を呼び込んだ。後半17分、ハフィーニャからのアシストを受けてダニ。オルモが振り切った左足が、この試合の先制点となった。

後半25分には、ラミン・ヤマルのプレスとアシストからレバンドフスキがゴールを決める寸前だったが、ラスパルマスのゴールネットは揺らせず、0-1のスコアは変わらなかった。後半39分、バルサは、リーガの最優秀選手に選ばれたラミン・ヤマルとペドリに代えて、フェラン・トーレス、フレンキー・デ・ヨングをピッチに送った。　

90分が経過しても、スコアは変わらなかったが、8分間のアディショナルタイムが加わった。95分、バルサのシャーク、フェラン・トーレスが追加点を与え、スコアを0-2に変えた。試合終了間際に、ジェラルド・マルティンがハフィーニャに代わってピッチに入ったが、試合の勝敗はその時点で決まっていた。

バルサは、前期、ホームで黒星を喫したラス・パルマスを前にアウェーで勝利を手にして、リベンジを果たし、首位の座をキープした。