バルサ-ラヨ戦マッチレポート:リーガの首位はバルサの手に

バルサ-ラヨ戦マッチレポート:リーガの首位はバルサの手に

バルサは、ロベルト・レバンドフスキが決めた先制点を守り切り、タフなラヨ・バジェカーノを前に首位を奪回するのに必要な勝ち点3を手にした

必勝。この一文字を胸に刻み、ハンジ・フリックは、シュチェスニー、バルデ、イニゴ・マルティネス、クバルシ、エクトル・フォルト、フレンキー・デ・ヨング、ガビ、ペドリ、ハフィーニャ、ラミン・ヤマル、レバンドフスキのイレブンをピッチに送った。週末に首位のレアル・マドリード、2位のアトレティコ・デ・マドリードがそれぞれ、勝ち点3をあげることができず、今回、ホームのリュイス・カンパニスオリンピックスタジアムで、ラヨ・バジェカーノを倒せば、首位の座を手にするのはFCバルセロナだ。この絶好の機会を掌中にするも、対戦相手は今年になってバルサ同様、負け知らずのラヨ・バジェカーノだ。バルサは、ポゼッションを手にするも、明確なゴールチャンスを手にできない状況が続いた。

レバンドフスキの先制点

前半27分、イニゴ・マルティネスに対するパテ・シスへのファウルがVARにより、PKと判定された。PKを請け負ったロベルト・レバンドフスキが放ったシュートはニアポストに当たるも、ゴールラインを割って先制点をマーク。レバンドフスキは、リーガでの得点を20に伸ばした。その直後には、ラミン・ヤマルが追加点を決める寸前も、ゴールにならず、また、アルバロ・ガルシアを中心に、ラヨの度重なる攻撃をシュチェスニーが繰り返し救う状況に追い込まれた。実際、前半43分には、デ・フルトスが同点弾を決めるも、オフサイドと判定され、スコアは1-0のまま、変わらなかった。アディショナルタイム3分が追加され、その間もラヨはシュチェスニーのゴールを攻め続けたが、バルサは僅差リードのまま、ハーフタイムを迎えることになった。

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ペドリが華麗に舞い、試合をコントロールするも、後半入っても、バルサは前半同様、激しいプレスをかけてくるラヨ・バジェカーノを前に、苦戦を強いられる展開が続いた。後半15分にはガビとエクトル・フォルトのプレーから、ラミンがシュートチャンスを手にするも、ゴールネットを揺らすことはできなかった。後半20分、バルサは最初の交代を行い、ガビとエクトル・フォルトがベンチに退き、ダニ・デル・オルモとクンデがピッチに入った。ダニ・オルモが精彩を放ち、後半25分にはエリア内でゴール寸前も、オルモのパスを受けたハフィーニャのシュートは、枠を捉えなかった。後半35分、クバルシとレバンドフスキにかわり、エリック・ガルシアとフェラン・トーレスが入った。更に後半43分には、フレンキー・デ・ヨングに変わって、マルク・カサドもピッチに入った。

45296人のスタンドからの声援を受け、バルサは攻撃し続けるものの、追加点は訪れなかった。それどころか、アディショナルタイムの5分間の間に、デ・フルートスが同点弾を決める寸前だったが、そのカウンターは奇跡的にシュチェスニーのゴールに突き刺さらなかった。長い長いアディショナルタイムを終えるホイッスルが鳴った時、スコアは、1-0から動いていなかった。今日、バルサはいつものようにスムーズにゴールを入れられる幸運には恵まれていなかったが、バルサの堅守は勝利を守り切るには、十分だった。千金の価値がある勝ち点3を手に、バルサは首位の座をホームで取り返した。

 

 

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