フリック「私たちは自分たちのことに集中している」

バルサにとって完璧な週だった。バルサは、マドリードダービー、レアル・マドリードとアトレティコ・デ・マドリードが国内リーグで引き分けた週末に、セビージャで貴重な勝ち点3をあげた。FCバルセロナの監督、ハンジ・フリックは、「私たちのパフォーマンスにとても満足している。私たちは良いプレーを行ったし、勝ち点３を賭けて戦った」とチームへの誇りを表現した。

バルサの監督を最も満足させたのは、チームが十人で効率的にプレーしたことだった。それがサンチェス・ピチュアンであれば、尚更だが、バルサは合格点を与えられて試合を終えた。ドイツ人監督は、チームが適応することを知っていたと認めた。「十人でプレーするのは普通とは異なるが、私たちは非常にうまくやった」と話し、フェルミンが残念なアクションでピッチを去ったことに対しても、重きを置かなかった。「フェルミンは退場を悲しんでいたが、大事なゴールを決めた。こういうことは起きることだ。4-4-1でプレーすること、そのようにして守ることを知ることは良い教訓になる」と前向きに捉えた。

今晩のもう一つのテーマは、バルサのリーガでの新たなシチュエーションだ。現在、バルサは、自分たち次第で、タイトルを持ち上げられる状態にある。ハンジ・フリックは、しかし、慎重だった。「状況は昨年よりも良いが、私たちは今のところ、私たちがやることのみに集中している。私たちは試合に勝たなければならないし、他がやることを見るべきではない」と答えた。

ドイツ人監督は、「道は非常に長いし、まだ、多くの試合が残っている」と繰り返した。よって、「良い瞬間を長引かせること」が最も大事であり、それを手にするためには、このタフなスケジュールの年明けの後、選手の休息が重要であるため、ラヨ戦の準備を始める前に、数日間のオフを与えると伝えた。