スペインスーパー杯準決勝の光と影

FCバルセロナは、スペインスーパー杯を戦うために、サウジアラビアのジッダに向かい、到着した。この大会は、今回41回目を迎えるが、新たなファイナルフォーの方式になってからはまだ6回目だ。バルサは水曜日の20時から現在の国王杯チャンピオン、アスレティック・クラブを前に準決勝を戦う。 

新形式の準決勝

新形式になってから、バルサは毎回、準決勝で異なる相手と対戦している。最初の2020年の準決勝はアトレティコ・デ・マドリードだった。バルサは当時、現在、アスレティック・クラブを率いているエルネスト・バルベルデの指揮下にいたが、 2-3で黒星を喫し、それが彼の最後の試合となった。その翌年、レアル・ソシエダを前にPK戦で試合を制し、 2022 年にはレアル・マドリードを前にクラシコとなり、その試合は 2-3で勝利を譲る形となった。

2023年、バルサはベティスを準決勝で再び、PK戦で倒した。2-2の引き分けの後、延長線に持ち込まれたのだった。その年、チャビ・エルナンデスはスーパー杯でチャンピオンになった。そして昨年、バルサはレバンドフスキとラミン・ヤマルのゴールで、オサスナを前に 2-0で勝利を収めた。今年打倒すべき準決勝の相手は、アスレティック・クラブだ。

好調のライバル

バスクのチームは国王杯の現チャンピオンとしてスーパー杯にやってきた。また、あらゆる大会で高いパフォーマンスを見せている。バルサを熟知しているエルネスト・バルベルデは、現在、アスレティックに堅守をもたらす正しい鍵を見つけたようだ。ビルバオのチームは、モンティリヴィで10月6日に黒星を喫したのを最後に、負け知らずだ。よって、明日の試合は共に歴史があるチーム同士の、土曜日の決勝を見据えた互角の戦いが見込まれている。