若手デビュー選手

マルク・ベルナル、ジェラルド・マルティン、そしてパウ・ビクトル。FCバルセロナがバレンシアでのアウェー戦で1-2の勝利を得たメンバーの中に、フリックのプロジェクトに含まれる3人の若手選手の名前があった。

ラ・マシアが再び、舞台の中央にあがった。最初に名前があがったのは、マルク・ベルナルだった。まだ、U-18以下で、17歳のミッドフィルダーは、フリックがバルサの監督になってから、ラ・マシアからトップチームにあがった最初の選手であり、バレンシアでスタメンデビューを果たした。

ベルナル「ラ・マシアが全てを可能にしてくれた」

28 番を背中につけて、バルサの選手として クラブでのこれまでを祝った。幼少の頃から、プレベンハミンカテゴリーから、ラ・マシアに入団した。それからバルサのユースカテゴリーを全て消化し、昨季、カデテAカテゴリーから、フベニルカテゴリーを飛ばして、直接、バルサ・アトレティクへたどり着き、そこからトップチームにまで来たのだ。「小さい時から想像してきた忘れられない特別な瞬間だ」とマルク・ベルナルは表現した。マルク・ベルナルは、ラ・マシアの重要性についても「ピッチの内外で助けてになる。ラ・マシアが全てを可能にしてくれた」と話した。

ジェラルド・マルティン「バルサでデビューするのは名誉だ」

次にピッチに立つことになったのは、ジェラルド・マルティン だ。ミリメートルのセンタリングを送ったディフェンダーは、メスタージャで勝利を自身の名前と結びつけた。 後半18分に入り、左サイドバックを自身のものとした。昨季、バルサ・アトレティクで軸となった選手は、3人のデビュー選手の一人となった。「小さい頃からクレだったし、これは夢だった」と語り、自身のピッチ上でのパフォーマンスに満足感を示した。 

パウ・ビクトル「永遠にこの瞬間を覚えている」

2023/24年にバルサ・アトレティクでセンセーショナルなシーズンを過ごした パウ・ビクトル はトップチームで公式デビューを手にし、昨季の活躍の褒賞を手にすることになった。プレシーズンの最多得点王は、リーガの第一節に 18 番を 背負って最後の数分にデビューを果たした。「もう一つの夢が現実になった。個人的にサッカーーを楽しみながら良い瞬間を過ごしている。リーガでバルサとデビューする以上のことは求められない。永遠にこの瞬間を覚えている」とパウ・ビクトルは笑顔で伝えた。