日本のバルサアカデミー訪問

バルサアカデミーの責任者であるベニー・メグレリとスポーツディレクターのセルジ・バルジュアンは日本を訪ね、日本のバルサアカデミーがどのように機能しているかを直接知った。

訪問は福岡からスタートした。バルサの一向は、福岡県副知事、生島涼介氏に迎えられ、その場でサッカー促進のために地元の政府とバルサが協力する可能性についての話を行った。また、バルサは、直接、アカデミーの少年少女が練習を行う様子を見学することができ、また、選手や選手の家族と共に行われた様々なミーティングは、バルサの元選手とのサイン会、写真撮影会と化すことになった。非常にタイトなスケジュールが組まれていたのものの、その中でいかに育成を行なっているかと地元でFCバルセロナのシステムを取り入れている練習を行なっているかを知るための時間が設けられた。

奈良校、次の停車駅

続けて訪問したのは、奈良校であり、そこでは、現地のバルサアカデミー奈良校が、メグレリとバルジュアンの訪問中に行われた様々な試合を観戦し、選手達はVIPな観客を手にすることになった。そこでアカデミーの選手達の進捗を知ることができた。また、福岡同様に、山下真奈良県知事に迎えられ、日本の若いサッカー選手の育成の活動を継続していくための施設及びそのおもてなしに対し、感謝の意を表した。

バルサアカデミー愛知校公式オープン

急速する時間もなく、バルサの一向はそこから愛知県に向かった。愛知には、最も若いバルサアカデミーがあり、数ヶ月前に機能し始めたばかりだったが、バルサの一向が訪れたこの機会を得て、世界中に知られているバルサスタイルのサッカーを学びたい少年少女たちがバルサの一員となることの意味を知るべくバルサの一向と共に記念のイベントが行われた。

充実の葛飾校とインスティテューショナルアクティビティ

バルサの一向は、最もスポーツレベル、インスティテューショナルレベルでハイレベルにある葛飾校で三日間を過ごした。バルサアカデミーの強化ディレクラーは、プロジェクトが発展し続けるために、テクニカルレベルでのアイディアを現地のコーチ陣と分かち合った。その意味合いで、コーチスタッフ、選手とも技術面、戦術面のトレーニングをバルサアカデミー葛飾校ユースチーム(U13、 U14 、U15) とU5から U12までの全カテゴリーが受けることになった。 

インスティテューショナルレベルでは、葛飾区役所の青木 克德区長及び区役所の関係者から受け入れられた他、スペインの駐日大使、フィデル・サンダゴラがスケジュールの合間を縫って、バルサの一向にアテンドする時間を設けた。

横浜校、ハードな旅の最終地

最後に訪問したのは、横浜校だった。元バルサの選手であり、現在、バルサアカデミーのスポーツディレクターであるセルジ・バルジュアンは、バルサアカデミーの様々なトレーニングに参加し、進歩を助けるディテールについて、様々な男女の選手との触れ合いを持ち、ピッチ上から観察した。更にバルサアカデミー横浜校の最も若い選手達にバルサスタイルを維持し続けるために、現地での技術指導を行なった。