エル・クラシコ前に知っておくべき５つのデータ

PSGへの敗戦から、立ち上がり応える時がきた。バルサは、日曜日に新サンティアゴ・ベルナベウに遠征し、レアル・マドリードと対戦する。リーガ32節の世界中のサッカーファンが注目するビッグマッチだ（キックオフは現地時間21時）。バルサの選手は、リーガでの良い流れをキープし、火曜日の悪夢を払拭したいと考えている。ここで勝利をあげれば、首位との勝ち点が5点差に縮まることを忘れてはならない。

レヴィ、ゴールクリエイトランキングの2位

ポーランド人当たっ回は、リーガでの得点クリエイトランキングにおいて、13ゴール8アシストで2位の座を占めている (21)。 バルサの'9' 番は、2024年、国内リーグでその嗅覚を取り戻し、ゴールランキングの首位、現在、ウクライナ人アタッカーのアルテム・ドフビクに次いでいる。現在の得点王は17ゴール5アシストを決めており、その差はわずか1だ。レアル・マドリードの最多得点選手は、ジュード・ベリンガムであり、16ゴール4アシストでこのランキングの3位を占めている。

今季、レヴィがアシスト力が際立っているのは、以下の最新のデータ方式からも明らかだ。彼は、バルサとレアル・マドリードの期待アシスト数(これは、行われたパスとそれが実際にアシストに繋がる可能性のこと）とアシストとなった数字 (5,12)の比率で、最高のリレーションシップを見せている選手となっている。この高度な計算方式によれば、彼の数字はほぼ３ (2,88)になるはずだが、彼は８を手にしているのだ。

最多シュート数

レバンドフスキは、今季、リーガで28回出場し、33回、枠内にシュートを放っている。この数字は、レアル・マドリードのロドリゴと並ぶものだが、マドリードの11番は、レバンドフスキよりも2試合多く出場している。

ギュンドアン、チャンスメイクのプロ

バルサのドイツ人選手は、チャビ・エルナンデスのチームにおいて、最も重要な選手の一人となった。彼のインパクトは、リーガにおいて期待されていたわけではなかったが、両チームの中で最もチャンスクリエイトしている選手であり、その数は82回だ。彼は平均して1試合ごとに3回のチャンスを生み出しており、バルサとレアル・マドリードのランキングでは、モドリッチ（3,23）に次ぐ数字を打ち出している。もっともモドリッチのプレー数は、ギュンドアンよりも少なく、チャンスを生み出した全体数も、37回少ない。

クロース、信頼のおけるパサー

ギュンドアンの代表チームメートであるクロースは、その質と信頼感においての手本となる選手だ。パスのカテゴリーではトップであり、それ以外のカテゴリーでも、トップ３に入っている。マドリードの8番は、最も多くパスを成功させ (93.78)、ライバルのエリアでのパスの成功率  (52.32)も一番高い。また、パスの正確さにおいても2位だが、このカテゴリーの1位は、アンドレアス・クリステンセンだ（94,99%）。また、ライバルエリアにいるパーセンテージのランキングでは、チームメートのフェルナンド・メンディ  (93,66%)、再び、クリステンセン  (93,64%)に次いで、3位にランキングしている。また、リーガ全体でパスを成功させている選手のランキングでは4位だ  (2,074回)。

テア・シュテーゲン、戻ってきた鉄壁

第二キャプテンがゴールマウスに戻ってきてからは、クリーンシートの記録が戻ってきた。バルサの1番は、バルサとレアル・マドリードの4人のキーパーの中でリーガにおいて、最も多くセーブをみせており、その総数は 52 だ。また、彼は試合ごとのセーブ率でも、平均 2.48 回でトップだ。対戦相手のキーパー、アンドリー・ルニンは、 78.85% とベストセーブ率を誇っている。テア・シュテーゲンは、今季、再び、サモラ賞（最多クリーンシート）を獲得する準備ができている。