FCバルセロナーPSG:準決勝進出ならず
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バルセロニズムの夢は、叶わなかった。リュイス・コンパニスオリンピックスタジアムで行われたチャンピオンズリーグベスト8第2レグ、FCバルセロナーPSG戦は、ハフィーニャが先制点を決めたものの、前半27分にアラウホが退場となり、数的不利な状況に置かれた結果、後半の逆転を招き、バルサは、悲願の準決勝進出を逃し、ベスト8で敗退することになった。
残酷なヨーロッパとの別れだった。もしも、アラウホの退場が起きなかったら、進出はどうなっていたのかわからない。スコアは、ぎりぎりまで1-3であり、延長戦にもちこむために、バルサは全力を尽くしたが、そのd力が報われることはなかった。日曜日には、クラシコが舞つけている。ベルナベウでの勝利がリーガへのオプションを決めることになる。
ハフィーニャの先制点
両者とも決死の覚悟で臨んだこの試合だが、第一レグでバルサに僅差リードをとられているPSGから、容易にボールを奪わせてもらえず、苦労していたバルサだが、先制点は、ホームチームに訪れた。サイドでボールを手にしたラミネ・ヤマルが送ったアシストパスに、応えてハフィーニャがドンナルンマのゴールマウスに、前半12分、先制点を突き刺した。ハフィーニャは、第一レグのダブルゴールに加え、この第二レグでもゴールを決め、PSGを前に二試合で3得点を決め、この試合でのゴールが、バルサのチャンピオンズリーグにおける600ゴール目となった。
ハフィーニャのゴールが、バルサの @UCLJapan における6️⃣0️⃣0️⃣ゴール目!👏#BarçaPSG pic.twitter.com/pkB8Xj0vqZ
— FC バルセロナ (@fcbarcelona_jp) April 16, 2024
その後、21分には、レバンドフスキが絶好のチャンスを掴むも、シュートは枠を捕らえなかった。
アラウホの退場
一方、PSGも攻撃の手を緩めなかった。前半28分には、エムバペのシュートが枠を捉えるも、テア・シュテーゲンがセーブし、失点を防いだ。その後、前半27分にアラウホがブラッドリー・バルコラに犯したファウルに対して、レッドカードが与えられた。バルサは、残りの60分を数的不利な状態でプレーすることになった。チャビは、10人で戦うために、この日、良いパフォーマンスをみせていたラミネ・ヤマルをベンチに戻し、代わりにイニゴ・マルティネスをピッチへ送った。
デンベレの同点弾
数的有利になってから、PSGはより攻撃力を増し、前半40分には、ウスマン・デンベレがPSGに同点弾を決めた。総体スコアは、4-3となった。アディショナルタイム3分間が加えられたが、ほぼ4分50秒のアディショナルタイムを過ごし、1-1でハーフタイムを迎えた。
PSGの反撃
準決勝まで、後45分間と迫っていた。ポゼッションは明らかにPSGの方が高く、バルサは厳しい守備を余儀なくされていた。後半8分、ヴィティーニャが同点弾をマーク。後半11分には、チャビがレッドカードを受け、退場させられた。
その後、エリア内に入り込んだデンベレに、カンセロが犯したファウルにより、PKの笛が吹かれた。後半15分、そのPKをエムバペが沈めて、スコアは、1-3になった。
もちろん、そこで、諦めるバルサではなかった。後半17分にペドリに変わって、フェラン・トーレスがピッチに入った。後半28分には、レバンドフスキの放ったシュートが再び、枠を捉えるも、ドンナルンマがクリア。後半32分にハフィーニャの放ったシュートは、ゴールネットを揺らせなかったものの、スタンドは声援を送った。
チャンピオンズ敗退
後半37分には、フレンキー・デ・ヨングとカンセロに変わって、フェルミンとジョアン・フェリックスが入った。進出するためには、後1点を決めて、延長戦に持ち込む必要があった。後半43分には、2度に渡ってCKチャンスを得たが、ゴールを決めることはできず、後半44分、カウンターからPSGがスコアリングチャンスを得た。2度のシュートをクリアしたテア・シュテーゲンだったが、エムバペが放った3度目のシュートを阻むことはできず、スコアは1-4となった。アディショナルタイムが7分間、与えられたが、時間は非情にすぎていった。4年越しの夢は叶わなかった。バルサはチャンピオンズリーグの準決勝進出を果たすことなく、PSGを前にベスト8で散ったが、サポーターはチームの努力に惜しみない拍手を送った。
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