プレビュー | バルサ - ビジャレアル: 頭を切り替える時

バルサは、国王杯での敗退から切り替え、リーガに向かう。対戦相手は、ビジャレアル、舞台は、リュイス・コンパニスオリンピックスタジアムだ（キックオフは、現知事18時半）。バルサは実に38日ぶりにホームで戦うことになる。対するイエローサブマリンは、降格を避けるために勝ち点３を必要としている。現在、バレンシアのチームは、１４位だが、レッドゾーンまで後、５ポイントに迫っているのだ。 

一方、バルサは、もし、勝てば勝ち点47点となり、数字上で、現在２位のレアル・マドリードと勝ち点4点差につめることとなる。レアル・ベティスとの対戦で、フェラン・トーレスがハットトリックとアシストで貢献し、勝利 (2-4)をあげたあの良い記憶と共に、同じような勝利をビジャレアル戦でサポーターに捧げるのが今回の目的だ。

3-4 の記憶と共に

両者は、今リーガの3節目で対戦している。その際、チャビ・エルナンデスの率いるチームは、僅差で勝利(3-4) を手にした。その試合は、ラミネ・ヤマルがバルサのユニフォームを身につけて初めてアシストを行った試合であり、ガビがゴールを決めたのだった。また、フレンキー・デ・ヨング、フェラン・トーレス、ロベルト・レバンドフスキがそれぞれゴールを決め、スペクタクルな攻撃プレーを見せた試合となった。

また、マルセリーノ・ガルシア・トラルが率いるチームは、バルサがホームで対戦するにあたり、最も相性の良い対戦チームの一つだ。これを超える記録があるのは、アスレティック・クラブ（13）とレアル・ソシエダ（12）のみだ。

セルジ・ロベルトとアレハンドロ・バルデ欠場の痛手

今回、チャビ・エルナンデスは、サン・マメスを異和感を手に去ったクリステンセンを数に入れることはできるが、招集リストに、アレハンドロ・バルデを含めることはできない。また、セルジ・ロベルトも違和感があるため、ビジャレアル戦には参戦しない。よって、この試合に招集メンバーは、ジョアン・カンセロ、アラウホ、フェラン・ペドリ、レバンドフスキ、イニャキ・ペニャ、ジョアン・フェリックス、クリステンセン、オリオル・ロメウ、ビトル・ロケ、フレンキー・デ・ヨング、ギュンドアン、クンデ、アストララガ、ラミネ・ヤマル、コチェン、フェルミン、クバルシ、マルク・ギウ、エクトル・フォント、カサド

また、この試合では、バルサのサポーターの前で、ビトル・ロケがデビューする可能性がある。

急務のビジャレアル

ビジャレアルは、バルセロナにここ数年、過去にないほどよくない状態でやってくる。リーガにおける21試合中5試合でしか勝利をあげていず、42失点で、リーガにおける失点ランキングの２位だ。ビジャレアルを超えるのは、アルメリアの46失点のみだ。

ビジャレアルにとっての鍵は、ゴンサロ・ゲデス、ノルウェー人ストライカー、アレクサンダー・ソルロス、そして若いデンマーク人ゴールキーパー、フィリップ・ヨルゲンセンがやってきたことだ。 ビジャレアルのゴールキーパーは、合計85回のセーブを決めてリーグトップとなっている。また、 ソルロスはすでにバルサ戦でゴールデビューし、ラ・セラミカスタジアムでのスコアを2-2とする得点を決めている。