ラス・パルマス戦に向けて集中

タイトなスケジュールを前に、ほぼ、新年を祝うまもなく、バルサの2024年はスタートした。元旦に早速、トレーニングを行なったバルサだが、翌日、再び、トレーニングウェアに身を包み、ジョアン・ガンペル練習場のピッチで汗を流した。視線は、年明け所詮、ラス・パルマスを前にグラン・カナリア諸島で1月4日（木）21時半から行われる遠征の準備に向けられている。

2024 年初戦は、類似したスタイルのチーム対決となる。ラス・パルマスを率いるのは、そのキャリアを通して、ラ・マシアで過ごしてきたフランセスク・シャビエル・ガルシア・ピミエンタだ。昨季、昇格させた後も、そのカテゴリーの違いを感じさせていない。

現在、リーガ９位という非常に快適な位置におり、バルサは、クオリティが高く、旧知の選手、ミカ・マルモル、ムニル・エル・ハダジ、サンドロ・ラミレス、マルク・カルドナなどの顔ぶれを前に戦うことになる。チャビ・エルナンデスは、2024年最初の勝ち点３を手にするには、難しい相手だと熟知している。今朝の練習では、トップチームの選手全員に加えて、アストララガ、コシェン、パウ・プリム、アルベルト・ナバロ、クバルシ、エクトル・フォントが参加して行われた。その中でも、とりわけ、朗報は、右大腿筋二頭筋負傷から回復セッションを行なっていたイニゴ・マルティネスが、グループ練習に参加できたことだった。