FC バルセロナ - アントワープ FC: ヨーロッパデビュー戦

バルサは、  火曜日にアントワープを前にしてリュイス・コンパニス・オリンピックスタジアムにて、2023/24 年チャンピオンズリーグへの第一歩を踏み出す。チャビ・エルナンデスは、サポーターを前にして、今季のチャンピオンズリーグデビュー戦を率いる。

ほぼ史上初の試合

バルサとロイヤル・アントワープは、チャンピオンズリーグでは、顔を合わせたことはないが、欧州大会、 1965/66年のフェリアス杯で対戦したことがある。その際、ベルギーのチームは、ファーストレグを2-1で制し、バルサは、第２レグをカンプノウで 2-0で制している。その後、親善試合で2回ほど、顔を合わせているが、それ以来、今回が初めての欧州大会での対戦となる。

また、この大会をバルサがリュイス・コンパニスオリンピックスタジアムでプレーするのも初めてのことだ。実際、このスタジアムで欧州大会が行われたことは、史上一度しかない。1996/97 年、バルサがカップウイナーズカップに出場を果たした時だ。その最初のステージで、バルサとキプロスのAEKラルマカと対戦したのだった。

この試合は、本来はバルサのホームで行われるはずだったが、当時の Spotify カンプノウの芝の状態が悪かったために、オリンピックスタジアムでプレーすることになったのだった。試合は、ロナウド・ナザリオのゴールで、2-0でバルサが勝利を手にした。 

期待に溢れるチーム

リーガで四連勝をあげたチャビ・エルナンデスの率いるチームは、士気を上げてチャンピオンズリーグのデビュー戦に臨む。試合間の休息及び準備の時間がほぼごれないままに、チャンピオンズリーグの初戦に立ち向かうことになる。

デビュー戦を勝利で飾るために、チャビが招集した21人は、下記の通り：テア・シュテーゲン、ジョアン・カンセロ、バルデ、イニゴ・マルティネス、ガビ、フェラン、レバンドフスキ、ハフィーニャ、イニャキ・ペニャ、ジョアン・フェリックス、クリステンセン、マルコス・アロンソ、オリオル・ロメウ、セルジ・ロベルト、フレンキー・デ・ヨング、ギュンドアン、クンデ、アストララガ、ラミネ・ヤマル、カサド、フェルミン

まだ、負傷から回復しているアラウホとペドリは、数に入れられない。

フアン・ボメルとオーフェルマウスのアントワープ

最後のアントワープが欧州杯でプレーしたのは、1957年、65年ぶりの参加は、この大会での最長記録だ。

ロイヤル・アントワープは、ベルギーのUEFA チャンピオンズリーグに参戦する7番目のチームだ。 1880年に創設されたベルギー最古のチームだ。5回の国内リーグ優勝杯が飾られている。

監督は、バルサにとっては旧知のマルク・フアン・ボメルだ。FCバルセロナでのキャリアは短かったものの、史上2度目のチャンピオンズリーグを制覇した栄光のシーズンを過ごした。また、強化担当も、バルサの過去がある人物だ。FCバルセロナで4年間プレーしたマルク・オフェルマルスが勤めている。

アントワープにとって、最も要求度の高い対戦相手との戦いとなるが、ベルギーのチームの調子は整っている。先週末、リーグ戦で勝利をあげ、最近3試合で2分1勝と勝ち点を積み上げている。