ヘタフェ - バルサ:鬼門を破れず、ドロー発進
- Viber(バイバー)
- WhatsApp(ワッツアップ)
- メッセンジャー
- リンクをコピー
現リーガチャンピオンは、開幕戦を、期待していたように勝ち点3で飾ることはできなかった。前半にハフィーニャが退場になり、後半、ヘタフェからも退場者が出たものの、チャビ・エルナンデス監督まで退場させられる荒れ模様の開幕戦で、バルサは、最後までゴールを狙い続けたものの、スコアレスドローで試合は終わった。
リーガチャンピオンのタイトル防御は、コリセウム・アルフォンソ・ペレスから始まる。バルサにとって、2019年以来、得点できずにいる一つの鬼門ともいえるこのスタジアムでの今季最初のイレブンに、チャビは、テア・シュテーゲン、バルデ、クリステンセン、アラウホ、クンデ、フレンキー・デ・ヨング、オリオル・ロメウ、ギュンドアン、ペドリ、ハフィーニャ、レバンドフスキを選んだ。
開始1分、リーガで公式デビューを果たしたばかりのギュンドアンがレバンドフスキと連携し、ダビッド・ソリアのゴールを攻めながら、スタートする展開となるも、バルサにとっては、2019年から得点できていない鬼門のスタジアムは、今回も容易にはゴールを許さなかった。前半16分には、ハフィーニャがエリア外からシュートも、ダビッド・ソリアのセーブにあった。ハフィーニャは、左サイドから攻め上がり、積極的に好機を生み出し、前半36分には、先制点を生み出す寸前だった。ハフィーニャは、バルサの攻撃を生み出す原動力の一人として機能していた。前半42分までは。
ハフィーニャの退場
前半42分、既にイエローカードを手にしていたハフィーニャが、ガストンの顔に肘鉄を喰らわせた。当然、そのファウルが許されるはずもなく、主審は迷うことなくレッドカードを提示。バルサは、それまで機能していたその攻撃手を失い、残りのプレー時間を数的不利な形でプレーせざるを得なくなった。
前半のアディショナルタイム、10分間にも、バルサは10人で戦いながらも、チャンスクリエイトを繰り返したが、最終的にはスコアレスドローで、ハーフタイムを迎えることになった。
ヘタフェにもレッドカード
後半、クリステンセンの代わりにアブデがピッチに立ち、バルサの45分間が始まった。後半7分、アブデが最初のチャンスを得たが、シュートはバーを超えた。バルサの反撃が始まったところで、後半12分、状況が変わった。アラウホにファウルを犯したマタが、2枚目のイエローカードを受け、退場することになったのだ。両者の状況は互角になり、両チームとも10人でプレーすることになった。
チャビへのレッドカード
しかし、この日の退場は、ピッチ上の選手のみではなかった。後半26分、ジェネがアブデに犯したと思われたファウルが示されなかったことに対する抗議により、チャビはレッドカードを受けた。その後、後半30分、ロメウに代わって、ラミネ・ヤマルが、後半35分には、ギュンドアン、ペドリに変わって、アンス・ファティ、ガビがピッチに入った。
しかし、この日の退場は、ピッチ上の選手のみではなかった。後半26分、ジェネがアブデに犯したと思われたファウルが示されなかったことに対する抗議により、チャビはレッドカードを受けた。その後、後半30分、ロメウに代わって、ラミネ・ヤマルが、後半35分には、ギュンドアン、ペドリに変わって、アンス・ファティ、ガビがピッチに入った。
ペドリは、ベンチに退く前に、後半29分にアブデに、後半31分にはギュンドアンにアシストパスを送ったが、形にすることはできなかった。新たにピッチに入ったアブデは、すぐさま、サイドに勢いをもたらした。また、新たにピッチに入ったラミネ・ヤマルとアンス・ファティのコネクションが光り、後半36分には、アンス・ファティがゴールを決める寸前だったが、わずかに枠を捕らえることはできなかった。
試合の規定時間をスコアレスドローで迎え、後半のアディショナルタイム9分間が加えられた。92分に、アンスが取り返したボールは、絶好のゴールチャンスを生み出したが、ラミネ・ヤマルはそのボールをコントロールすることができなかった。バルサの選手は、最後までゴールを狙い続けたが、この日、その努力へ褒賞が与えられることはなかった。バルサは、リーガの開幕戦を昨季同様、スコアレスドローで始めることになった。
- Viber(バイバー)
- WhatsApp(ワッツアップ)
- メッセンジャー
- リンクをコピー