日本でデビューした選手

バルサのヴィッセル神戸との試合では、数多くの選手が、トップチームデビューを果たすことになった。実に六人もの選手が、日本でバルサのユニフォームを身につけ、初めてトップチームでプレーしたのだ。その六人とは、フリアン・アラウホ、ダニ・ロドリゲス、パウ・プリム、マルク・ギウ、エクトル・フォント、そしてウナイ・エルナンデスだ。

三人がスタメン出場 (フリアン・アラウホ、ダニ・ロドリゲス、パウ・プリム)し、残り三人（マルク・ギウ、エクトル・フォント、ウナイ・エルナンデス）は、後半からの出場となった。

フリアン・アラウホ

背番号2番をつけて、フリアン・アラウホは、FCバルセロナでのデビューを果たした。21歳の右サイドバックは、昨年の冬の移籍で、バルサ・アトレティクに入団し、初戦で90分間、フル出場を果たした。ディフェンダーのボールに追いつくキャパシティは、非の打ちどころがなく、そのため、サイドアタッカーとしてのチャンスも期待されている。

ダニ・ロドリゲス

サイドの選手は、トップチームでの初スタメンを果たした。この若き選手は、デビュー戦で46分間プレーし、バルサに大きなチャンスを生み出した。ボールの扱いに長け、シュート力も見せつけ、1対1のスキルにも優れている。2020年にレアル・ソシエダからやってきた選手は、今季、フベニルAカテゴリーで、オナーディビジョンにて27試合に出場し、2ゴールを決めた他、ユースリーグでも5試合出場し、1得点をマークした。 

パウ・プリム

バルサのミッドフィルダーは、トップチームでのデビュー戦でスタメンを果たした。プリムは、90分間フル出場した試合で、ボール扱いのうまさを見せつけた。また、選手は、ロングシュートのスキルも証明した。フベニルカテゴリーの一年目だが、バルサアカデミー出身で、2013年から育成カテゴリーに入団した。現在、フベニルBでプレーしているが、既にフベニルAでもデビューを果たしている。

マルク・ギウ 

若きストライカーは、ロベルト・レバンドフスキに代わって、46分から入った。選手は、その技術の片鱗及びフィジカルコンディションを証明できた。フベニルでの1年目にして、その非常に高いレベルを証明し、フベニルA及びBで今季、20試合以上に出場して、高いパフォーマンスで応えた。

エクトル・フォント

フベニルAの若手選手は、46分にマルコス・アロンソに代わって、FCバルセロナのトップチームでのデビューを飾った。バルサのディフェンダーは、その堅守をプレーにおいて証明した。フベニルAでは右サイドバックをつとめ、 UEFA ユースリーグで6試合に出場していることは注目に値する。

ウナイ・エルナンデス 

ミッドフィルダーが、試合最後のデビュー施主となった。パブロ・トーレに変わって、後半15分に入った選手は、バルサのフベニルカテゴリーで3年目を過ごしているが、その適応は非常に早く、試合のキーパーソンとなり、今季28試合中26試合でスタメン出場を果たしている。攻撃的テクニックに優れ、セットプレーを得意としている。