ヴィッセル神戸 – FCバルセロナ: ありがとう、イニエスタ(0-2)

22-23年のシーズンを締め括るラストマッチが、日本で行われた。東京の国立競技場を舞台に、バルサの元選手、アンドレス・イニエスタとセルジ・サンペルの所属するヴィッセル神戸を前に行われた親善試合は、イニエスタへのお別れに彩られた感動的な試合となった。試合は、ケシエとエリックの決めたゴールにより、バルサの勝利で終わった。

15時間のフライトの後、羽田空港に到着したバルサの一向は、その翌日、現地時間19時半キックオフの国立競技場へ向かった。

試合前には、バルサファンとのレセプション、Spotify主催のイベントなどが行われた。

この試合に向けて、チャビ・エルナンデスは、以下のスタメンで臨んだ。

バルサの先制、パブロ・トーレのアシスト

試合の先制点は、前半16分だった。ピッチのセンターライン近くから、パブロ・トーレが送ったアシストを受けたケシエが前川のゴールに先制点を突き刺した。続く、前半19分には、コーナーキックを放ったパブロ・トーレのセンタリングに合わせて、エリック・ガルシアがヘディングシュートでボールを突き刺し、再び、国立競技場のゴールを揺らした。

後半43分には、ホームチームもゴールチャンスを得たが、イニャキ・ペニャのセービングにあい、ゴールの形にすることはできなかった。

6人の選手交代

0-2とリードし、ハーフタイムを迎えた後、後半から、チャビは、フレンキー・デ・ヨング、マルコス・アロンソ、ケシエ、ダニ・ロドリゲス、アンス、レバンドフスキに代えて、クンデ、エクトル・フォント、ガビ、フェラン、ハフィーニャ、マルク・グイウを投入。更に後半15分に、イニャキ・ペニャ、パブロ・トーレに代えて、アルナウ・テナスとウナイ・エルナンデスがピッチに入った。

イニエスタの退場

後半35分に、アンドレス・イニエスタがベンチに退き、このスペシャルゲームの終焉が近づいていた。

試合は、これ以上、スコアは変わらなかったが、スコアは最重要ではなかった。アンドレス・イニエスタを見送り、FCバルセロナにとって、2022-23年を締め括る特別なラストマッチ、ヴィッセル神戸対FCバルセロナの試合は東京で幕を閉じた。