セルヒオ・ブスケッツ、今季でクラブを退団
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クラブ史上最高の選手の一人であるセルヒオ・ブスケッツが、今季でクラブを離れることになった。バルサの'5' 番は、水曜日にSNSでエモーション溢れるビデオを通してその決断を伝えた。その中で、「このクラブ章を守ることは、名誉であり、夢であり、誇りだったが、あらゆることに終点がある」と語った。加えて「容易な決断ではなかったが、その瞬間がやってきた」と伝え、「この道のりに付き添ってくれた全ての人々、ソシオ(会員)とサポーターを含む全員」への感謝を述べた。
バルサのキャプテンは、18年間過ごしたクラブに別れを告げることになる。2005年にバルサにやってきて、フベニルAで2年間過ごし、ペップ・グアルディオラの率いる当時のバルサBで、2部Bへ昇格するキーマンとなった。常にそのコミットメントを特徴とし、2008年のリーグ戦、ラーシング戦でトップチームデビューを公式に果たし、シーズン末にバルサに6冠をもたらす選手の一人となるまで、全力を尽くしてきた。
その時以来、セルヒオは、ロッカールームのキーマンとなり、それから12年間、トップチームのキャプテンを務めてきた。完璧なバルサでのキャリアを過ごしたベテラン選手は、数えきれないタイトルと他とは一線を画するそのプレーを残して、クラブに別れを告げる。
長い歴史と共に生まれたレジェンド
セルヒオ・ブスケッツとバルサでの物語は、そのサッカーにおけるプレーと品質の高さに象徴されるものであったことは疑いの余地がない。世界最高の守備的ミッドフィルダーとなったと言っても過言ではない、このバディア・デル・バジェス出身選手は、その優美なテクニックと戦術を読み取る見事な能力において、傑出していた。また、彼の主となる役割ではないにもかかわらず、バルサの5番は、キャリアにおいて18ゴール40アシストを生み出した。また、史上最多のクラシコ出場数を誇り、同時に宿敵、レアル・マドリードとの48試合中23勝と最多勝利を飾った選手でもあった。
その結果、バルサのユニフォームを身につけて718試合に出場、バルサ史上ランキング3位を占めることになった。また、バルサの中でも最多タイトル数を誇っており、優勝杯31個の内訳は、リーガ8、国王杯7、スペインスーパー杯7、チャンピオンズリーグ3 、欧州スーパー杯3、クラブW杯 3 等が含まれ、タイトル数でもクラブ史上3位だ。
バルサの選手としてのラストシーズン
この発表を行った後、セルヒオ・ブスケッツは、まだ、シーズンが終わるまで、バルサのユニフォームを身につける機会がある。今季も、バルサのミッドフィルダーは、チャビ・エルナンデスの指揮下、主役を務め続けていた。プレー時間は2087分で、今季のプレー時間数では6番目であり、27試合に参戦し、4アシストで貢献している。
このクラブでのキャリアを終え、FCバルセロナのキャプテンは、バルサのユニフォームを身につけ、キャプテンとして、2022/23年のリーグ優勝杯を持ち上げること以上の、終点を打つ最高の形はないだろう。
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