バルサ - レアル・マドリード: 勝利、そして勝ち点差12(2-1)
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今季、3度目のクラシコ、チャビが率いてから、初めて、Spotifyカンプノウで行われたクラシコは、再び、バルサの勝利に終わった。アラウホのオウンゴールから、先制を許したバルサだが、セルジ・ロベルトの同点弾、そしてケシエが勝利をもたらすゴールを後半終了間際に決めて、バルサは、宿敵レアル・マドリードに勝ち点12点差をつける形となった。
リーガを運命付ける可能性のある、宿敵との試合に向けて、チャビ・エルナンデスは、テア・シュテーゲン、クンデ、アラウホ、クリステンセン、バルデ、セルジ・ロベルト、セルヒオ、フレンキー・デ・ヨング、ハフィーニャ、ガビ、レバンドフスキのイレブンで臨んだ。
アクシデントで始まったスタート
試合への気合は、キックオフのホイッスルが鳴ると同時に手にとるように伝わった。前半3分には、レバンドフスキが最初のシュートを放ち、9分にはハフィーニャが、シュートを放ち、クルトワは開始から、ゴールを守ることを余儀なくされた。バルサが試合を支配しながらスタートを切ったものの、先制点は、レアル・マドリードの手に掌中に落ちた。前半9分、ビニシウスが放ったシュートに、アラウホがアンラッキーな形で触り、それがオウンゴールとなり、試合の先制点となった。状況が変わり、バルサは再び、試合のリズムを立て直すことを余儀なくされた。
セルジ・ロベルトの同点弾
バルサは、決して諦めることはなかった。前半で打ったシュートの数は9回。レアル・マドリードの2回と比較しても、攻撃への執着心は明らかだった。その執念が、同点弾を生んだ。前半が終わる寸前の44分にハフィーニャがシュートを放った。クルトワがクリアするも、そのクリアボールを次々とシュート、クリア、シュート、クリアが繰り返され、最終的にセルジ・ロベルトが放ったそのシュートが、クルトワのゴールネットに突き刺さった。ホームチームは、スコアを元に戻し、ハーフタイムを迎えた。
同じ顔ぶれで後半をスタートしたバルサは、レバンドフスキを中心に追加点を目指すが、1-1のスコアのまま、ゲームは続いた。
ケシエの勝利弾
後半30分、バルサは最初の交代を行い、この試合で同点弾を決めたセルジ・ロベルトがベンチに退き、ケシエが入った。その時は、まさか、彼が主役になるとは知らなかったが・・・。後半35分には、アセンシオが追加点をマークするも、VARにより、オフサイド判定が下され、再び、スコアは、1-1に戻った。後半39分にチャビは、ハフィーニャに変えて、フェラン・トーレスを投入。その後、レバンドフスキが何度もスコアリングチャンスを掴むも、ゴールネットをゆらすことができない状況が続いた。後半45分、ガビに変わって、アンス・ファティがピッチに立った。後半47分、ケシエのゴールは、モトマミのモト(オートバイ)のごとく決まった。レバンドフスキの機転から、ボールはバルデの足元に渡った。バルデのアシストパスが見つけたのは、バルサの19番だった。そのボールを完璧に守ったケシエが、バルサがホームでリーガで決めた3000ゴール目を生み出した。そしてそのゴールは、クラシコ勝利のみならず、勝ち点3のみならず、2位との勝ち点差12点差をつけるものとなり、クラシコ史上におけるバルサの100勝目を与えることになった。バルサは、2位のレアル・マドリードと勝ち点差12点差をつけて、リーガの独走体制に弾みをつけた。
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