プレビュー | ビジャレアル - バルサ: チャビ・エルナンデスの記録への最後の壁
バルサはリーガでの単独首位の座に甘えず、チャビがベンチに座ってからの新記録樹立を目指し、アウェーのビジャレアル戦に臨む
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リーガの最終節から、2位以下に勝ち点8点差をつけて、頂点を走っているバルサは、今週、エスタディオ・デ・セラミカにて、非常に難解な試合になると思われるビジャレアルと対戦する。
今回、バルサはキケ・セティエンの率いるビジャレアルと、セティエンが2020年8月17日にバルサを去ってから、初めて出会うことになる。カンタブリ出身の監督は、これまでの7試合中1試合しか、勝利していないバルサを前にリベンジを目指す。
過去のデータは、明らかにバルサに有利なものであり、ビジャレアルに対しても、最近の3試合のアウェー戦は、バルサが勝利を収めている。バルサが最後に負けたのは、 2007/08年、ビジャレアルが3-1で試合を制した時だ。
もっとも明確な今回の試合の目標は、ここまで15試合中14試合で¥勝利を収め、既に10連勝を続けているこの記録を伸ばすことになる。その勢いに乗って、マンチェスターユナイテッドを前にしたヨーロッパリーグを迎えようとしているバルサだが、ラ・セラミカでの試合を負けなしで終わることができれば、それは、チャビの16試合無連敗記録の達成を生み出すことになる。
その一方で、バルサは、まだ負傷から回復途上にあるデンベレとセルヒオを数に入れられない状態だ。一方のビジャレアルは、最近の2試合をラヨ、エルチェを前に落とし、勝ち点を必要としている状況にある。
ビジャレアルの攻撃は、常にジェラルド・モレノ、チュクウェゼ、代表選手、ジェレミ・ピノといった選手がピッチでの脅威となる。だが、バルサのディフェンスは、最近7試合で失点1とその防御率を誇っており、守護神、マルク・アンドレ・テア・シュテーゲンは、再び、無失点記録に挑戦することになる。