FC バルセロナ 1-1 RCD エスパニョール: ドローで終わったダービー
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2022年の締めくくりとなるエスパニョールとのダービー戦は、各チームに退場者が出る荒れ模様の試合となり、両者が1-1と引き分けて終わった。バルサは、2位と勝ち点さで並ぶも、得失点差で首位をキープし、2022年ラストマッチを終えた。
ワールドカップが終わり、Spotifyカンプノウにサッカーが戻ってきた。リーガの再開となるエスパニョールとのダービー戦に、チャビ・エルナンデスは、テア・シュテーゲン、ジョルディ・アルバ、クリステンセン、マルコス・アロンソ、セルジ・ロベルト、フレンキー・デ・ヨング、ガビ、ペドリ、ハフィーニャ、アンス・ファティ、レバンドフスキのイレブンで臨んだ。
マルコス・アロンソの先制点
試合は、バルサにとって最高の形で始まった。前半7分、左のコーナーキックから放たれたパスをレバンドフスキが触ったが、最終的にアルバロ・フェルナンデスの守るゴールネットを揺らしたのは、マルコス・アロンソだった。ヘッドで押し込んだアロンソのこのゴールは、バルサに移籍してきてから、初めて決めたリーガ公式戦初得点となった。
前半、レバンドフスキやハフィーニャがゴールチャンスを手にしたものの、僅差リードでハーフタイムを迎えることになった。
後半が始まってすぐ、7分に、ガビに変わってセルヒオが中盤に入った。また、後半16分には、アンス・ファティとハフィーニャに交代し、デンベレとフェラン・トーレスが、Spotifyカンプノウのピッチに立った。
悲劇のPK
しかし、後半27分にマルコス・アロンソのエリア内のプレーにより、PK判定がくだされ、ホセルーがテア・シュテーゲンのゴールに、それを押し込んだ。
荒れ模様のファイナル
88095人の観客が見守る中、バルサがスコアを変えるまで、残された時間は、15分だった。しかし、ピッチの中でテンションが高まる中、ジョルディ・アルバにこの日、2枚目のイエローカードが与えられ、退場となった。バルサは、残された時間を数的不利でプレーすることを余儀なくされた。しかし、その直後、エスパニョールのビニシウス・ソウザも2枚目のカードを受け、更にレアンドロ・カブレラがレッドカードを受けた。その後、VARの介入により、カブレラのレッドカードは取り消され、バルサ、エスパニョール共に10人で残りの時間を戦うことになった。
後半40分に、チャビが最後の交代を行ない、フレンキー・デ・ヨングとセルジ・ロベルトに変わって、バルデとクンデがピッチに入った。90分を終え、アディショナルタイム9分間を両者は、勝ち点3を求めて戦った。
しかし、勝利の女神は、この日、Spotifyカンプノウに微笑まなかった。負けることもなく、ダービー戦は引き分けて終わり、バルサは、勝ち点で2位のレアル・マドリードと並びながら、得失点差で首位をキープしながら、2022年を終えることになった。次戦は1月4日(水)、インテルシティとの国王杯だ。
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