バルサ - アルメリア戦: 君に捧げるよ、ジェラルド (2-0)
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Spotifyカンプノウスタジアムで行われたリーガ13節、アルメリアとの対戦、そして、何より、ジェラルド・ピケのバルサの選手としての最後の試合となったこのゲームは、デンベレとフレンキー・デ・ヨングのゴールで、バルサが勝利(2-0)を収めた。
単なるリーグ戦ではなかった。生まれたその瞬間からソシオとなり、バルサの選手として、トップチームに14年間、在籍し、公式試合に 615試合参戦し、 30 ものビッグタイトルを獲得したバルサのレジェンドのラストマッチだった。バルサの伝説的ディフェンダーを見送るために、92000人ものサポーターが、Spotifyカンプノウにやってきた。
この試合に、チャビ・エルナンデスは、テア・シュテーゲン、バルデ、ピケ、マルコス、ジョルディ・アルバ、セルヒオ、ペドリ、レバンドフスキ、デンベレ、フェラン・トーレスのスタメンで臨んだ。
前半7分、バルサにPKチャンスが訪れ、試合は早々にバルサ有利に傾くかと思われたが、レバンドフスキが放ったシュートはポストに弾け、全ては振り出しに戻った。バルサは、試合をコントロールしていたものの、ゴールに恵まれず、前半は両者とも、ノーゴールで、ハーフタイムを迎えることになった。
両サイドからのゴール
後半も前半同様、バルサが攻撃を仕掛けて開始したが、違いは、今回は、バルサがチャンスを生かしたことだった。後半4分、ウスマン・デンベレがディフェンダーを交わしながら、放ったシュートは、フェルナンドの守るゴールにシュートを突き刺し、それが先制点となった。2点目も、時間をたたずして、訪れた。ジョルディ・アルバのセンタリングを受けたアンス・ファティが放ったシュートのこぼれ球を拾ったフレンキー・デ・ヨングが、後半17分に追加点をマークした。
ピケへのスタンディングオベーション
そして、後半38分、試合における最も想いのあふれるその瞬間が訪れた。スコアとは無関係に、チャビが、ピケをクリステンセンと交代するように命じたのだ。Spotifyカンプノウのスタンドは、スタンディングオベーションに包まれた。割れるような拍手で、ピケへの最大限のお別れが行われた。
ピケは、半生をかけて過ごしてきたバルサのピッチから去る前に、チームメートの一人一人と挨拶を交わした。自分の全てを最後の日まで捧げ切った選手、レジェンドの完璧なファイナル。この勝利は、君に捧げられたものだよ、ジェラルド。ありがとう。
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