FC バルセロナでのジェラルド・ピケ、ベストモーメント

ジェラルド・ピケ は、土曜日のアルメリア戦が、FCバルセロナでの最後の試合になることを告げた。

彼はトップチームで、実に14年間在籍した後、山のような思い出を手にして、去ることになる。そのうちのいくつかを振り返ってみよう。

デビューとカムバック

ジェラルド・ピケが、トップチームデビューを果たしたのは、チャンピオンズリーグでのヴィスワ・クラクフ戦、2008年8月13日のことだった。試合は、 4-0の勝利に終わった。1987年, 2月2日に生まれた時からバルサのソシオ（会員）となった彼は、あっという間にバルサのディフェンスの中核となり、スタメンの座を手に入れた。

彼がバルサの育成システムに入団した時は、まだ10歳だった。そのまま、順調にランクをあげていったが、 2003/04年、マンチェスターユナイテッドへ移籍することを決意し、プレミアムシップとチャンピオンズリーグに参戦した。その後、バルサに 2008/09年に戻ってくる前に、レアル・サラゴサにレンタル移籍して1年間過ごした。

ベルナベウでの2-5 

もし、ピケが一生わすれない日があるなら、それは、2009年のアウェーで、レアル・マドリードに2-6 で素晴らしい勝利をあげた日になるだろう。最後のゴールとなる6ゴール目を決めた後、ライバルのファンにユニフォームを突き出してみせたあのジェスチャーは、バルサファンの脳裏に常に蘇ってくるものだ。

レアル・マドリードへの5-0 

2010 年11月29日は、カンプノウにとって素晴らしい夜だった。バルサが再び、レアル・マドリードを、今回は、 5-0で制したのだ。ペドリ、チャビ、ビジャ (x2)、そしてジェフレンがゴールを決めたのだが、ピケが5本の指を高々とあげて手を広げたそのジェスチャーは、やはり、いつまでも記憶に残るものとなった。 

3 チャンピオンズリーグ

ピケはバルサの選手として、3回、チャンピオンズリーグを制覇している。2008/09年、最初の年にローマで制覇し、更に 2010/11年にウェンブリーで、 2014/15年にベルリンで、楽しい思いをしたのだった。

ネットのコレクション

彼のその他のタイトルには、8回のリーグ優勝、3回のクラブW杯、7回の国王杯などが含まれており、全部で30もの優勝カップを手にしている。そして、そのそれぞれにネットのコレクションがついてくるのだ！

本場の NBA ファッション、ピケは、ビッグな勝利を収めた後、ゴールネットを切り取るファンだ。または、 2011年のウェンブリーのように、ネット全体の場合もある！

国王杯で始まり、終わる

ピケのバルサので最初のタイトルは、国王杯だった。アスレティック・クラブを メスタージャにて4-1で制した。また、彼の最後のタイトルは、セビージャで行われた同じ大会であり、対戦相手もバスクのチームだった。その際のスコアは、  4-0 だった。

2018年からキャプテン

ピケは、長年、リーダーとして重要な役割を果たしてきた。 2018年からは第３キャプテンであり、レオ・メッシが去った後、彼はセルヒオ・ブスケッツの隣で第２キャプテンとなった。 

ゴールの名手

ピケは、バルサで 615回、公式戦に参戦したが、その中で、ディフェンダーとして  52ゴールを決めているのは、かなり目をひく数字だ。そのうち、  29ゴールがリーガ、チャンピオンズリーグが 14だ。 

また、ピケは、チャンピオンズリーグでは、現役のディフェンダーとしては得点王であり、マンチェスターユナイテッドでも2得点を決めている。