セビージャ – バルサ: スペクタクルな勝利 (0-3)

サンチェス・ピチュアンで行われたリーガ４節、セビージャ対FCバルセロナ戦は、バルサのスペクタクルなショウが展開され、チャビ・エルナンデスの率いるチームは、ハフィーニャ、レバンドフスキ、エリックのゴールで試合を0-3と制し、貴重な勝ち点３を勝ち取る結果となった。バルサは、今季の無敗記録をSpotify カンプノウから離れた場所で、再び、更新することになった。

毎回、タフな試合を強いられるセビージャのホームでの試合に、チャビ・エルナンデスは、テア・シュテーゲン、アラウホ、エリック、クンデ、バルデ、セルヒオ、ペドリ、ガビ、ハフィーニャ、デンベレ、レバンドフスキのイレブンを送り込んだ。

前半5分には、ラキティッチが、テア・シュテーゲンと1対１になるも、バルサのGKが失点を防ぎ、前半12分には、ラメラがゴールネットを揺らすも、オフサイド判定で得点にはならなかった。前半18分には、アンネシリのシュートがわずかにゴールを外れ、ひっきりなしに続くホームチームの攻撃に、バルサは試合の前半から、テンションの高い試合を強いられることになった。

バルサのコントロール

バルサにチャンスが訪れたのは、前半21分だった。デンベレがカウンターから攻撃をしかけ、レバンドフスキにボールが渡った。レバンドフスキのシュートをフェルナンドがクリアするも、そのクリアボールを、空になったゴールマウスに、ハフィーニャが押し込んで先制点をマーク。ハフィーニャにとっては、バルサのユニフォームを身につけて決めた公式初得点となった。

再び、レバンドフスキ

勢いに乗ったバルサを後押ししたのは、バルサの9番だった。クンデからロングパスを受け取ったレバンドフスキは、胸トラップからシュートを放つテクニックをなんなくこなし、前半36分、ボノが守るネットにボールを突き刺した。バルサは、0-2とリードして、ハーフタイムを迎えた。

後半も、試合の流れは変わらなかった。後半5分、再び、クンデが放ったアシストパスを受け取ったエリック・ガルシアが3点目をマーク。バルサはもちろん、マンチェスターシティやスペイン代表でも、ゴールを決めたことがなかったエリック・ガルシアが、プロのキャリアにおいて、初ゴールをサンチェス・ピチュアンで決めることになった。

チャビは、後半10分、そのエリック・ガルシアに変えて、セルジ・ロベルトをピッチに送った。更に後半18分、ペドリ、デンベレ、バルデと交代し、フェラン・トーレス、フレンキー・デ・ヨング、ジョルディ・アルバがピッチに入った。

後半29分に、チャビは最後の交代を行ない、レバンドフスキに変わって、アンス・ファティがピッチに立った。後半、交代前のレバンドフスキ、フェラン・トーレス、フレンキー・デ・ヨングが、それぞれ、得点チャンスを手にしたものの、スコアは変わらず、しかし、勝利も逃げなかった。セビージャも選手を交代させ、挽回をはかったが、結果は動かず、バルサは、目標だった勝ち点３を手にし、今季の勝ち点を10に伸ばした。次戦は、 Spotifyカンプノウで行われるチャンピオンズリーグ、舞台をヨーロッパに変えて行われる。