プレビュー：レアル・マドリード - FC バルセロナ

もし、世界中のスポーツシーンにおいて、最もビッグなイベントが行われるのはどこかと問われたら、多くが、ラスベガスでのクラシコだと答えることだろう。試合まで後数時間と迫り、その舞台は、カジノの世界的な首都として有名なネバダ州のラスベガスに設定された。これ以上はないというスペクタクルなスタジアム、アレジアントスタジアムで行われるこの試合のチケットは、数週間前から売り切れている。今回、賭ける対象があれば、それはただ一つ、バルサだ。

FC バルセロナは、バルセロナ時間の午前5時（日本時間日曜日正午）から、プレシーズン三度目の試合を行なう。 最初のアメリカでのテストマッチ、インテル・マイアミとの試合は、バルサのゴール絵fスティバル（0-6）に終わった。今回のラスベガスでの試合は、リーガ及びヨーロッパでのチャンピオンを前に、もっとずっと要求度の高いものになる。 とはいえ、ラスベガスで起きたことはラスベガスに残る。今日行われるテストマッチは、結果はともあれ、チャビにとって、新たな結果をもたらすものになるに違いない。

レバンドフスキのデビュー可能性

この試合自体が魅力あふれるものだが、それにロベルト・レバンドフスキがバルサの選手としてデビューする可能性があることが、プラスの楽しみをもたらしている。既に数回の練習をチームと重ねており、今回の試合でレアル・マドリードを前にビッグデビューする確率は高いと見られている。レバンドフスキは、ボルシアドルムント時代に、レアル・マドリードに1試合で4得点を決めた記録を手にしている。 

インテル・マイアミ戦では、パスポート上の問題でアメリカ合衆国に入れず、試合を率いることができなかったチャビ・エルナンデスが今回は、ベンチにいることも忘れてはならない。インテル戦では、オスカル・エルナンデスが試合を率いることになった。

このクラシコは、スペイン国外で行われる四度目のクラシコであり、アメリカ合衆国でバルサが行なう二度目のプレシーズンマッチだ。バルサはクラシコを終えた後、ダラスでユベントス（7月26日）とニューヨークでNYレッドブルズ（7月30日）に試合を行ない、ツアーを終えることになる。