レアル・ベティス – バルサ: ミッションクリア
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ベニト・ビジャマリンで行われたリーガ35節、ベティスーFCバルセロナ戦は、前半をスコアレスドローに終えたものの、後半から登場したアンス・ファティが先制点をマークし、その後、ベティスに同点を許すも、アディショナルタイムにジョルディ・アルバが決めた追加点により、バルサはセビージャで貴重な勝ち点3をあげた。
この試合で勝利をあげれば、来季のチャンピオンズリーグ出場そしてスーパー杯出場が確定する。その大事な試合に向けて、チャビは、胃腸の不調により、今季、初めて欠場したテア・シュテーゲンにかわり、GKにネト、そして、アウベス、エリック、アラウホ、アルバ、セルヒオ、フレンキー・デ・ヨング、ガビ、フェラン、デンベレ、メンフィスのスタメンを選び、国王杯チャンピオンであるベティスとの試合に臨んだ。
前半、両者互角の激しい応酬が続くも、バルサは、スコアレスドローで、折り返すことになった。
同じ顔ぶれでスタートしたバルサだが、後半13分、接触プレーで倒れたジョルディ・アルバのために、試合はしばらく中断されたが、再びアルバがピッチに戻った。
後半18分には、アレックス・モレノがシュートも、ネトがクリアし、バルサの失点を防いだ。
後半20分、チャビは、この日、最初の交代を行い、メンフィスに変えて、オーバメヤンをピッチに送った。
アンス・ファティの登場
状況が変わったのは、後半30分だった。チャビは、二度目の交代を行ない、フェラン・トーレスとデンベレに変わって、アンス・ファティとアダマ・トラオレを投入するダブルチェンジを行なった。その1分後、アンス・ファティは、75分間、待ち続けていた先制点をマークしてみせたのだ。違いを生み出す選手、バルサの10番がその実力をみせつけた瞬間だった。
ベティスの同点弾
だが、その喜びは長くは続かなかった。後半33分に、元バルサの選手、マルク・バルトラがネトが守るゴールにヘディングシュートを突き刺し、再び、スコアを振り出しに戻した。後半34分、ガビに変えて、リキ・プッチがピッチに立った。
アルバの追加点
90分の時点でのスコアは、1-1。来季のチャンピオンズリーグ参戦を確定するためには、更なるゴールが必要だった。アディショナルタイムは、4分間。バルサの熱意が、ゴールを生み出した。93分に、右からダニエル・アウベスがあげたセンタリングに、ジョルディ・アルバが応えた。ジョルディ・アルバが左から、放ったボレーシュートが、ルイ・シルバのネットに突き刺さった。バルサは、勝ち点3をセビージャで手にして、目標としていた勝ち点3をもぎとり、来季のチャンピオンズリーグ参戦とサウジアラビアでのスペインスーパー杯参戦を確定したのだった。
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