バルサ - マジョルカ: マッチレポート (2-1)

アンス・ファティの復帰、そして、カンプノウに勝利が戻ってきた。カンプノウで行われたリーガ34節、FCバルセロナ対レアルマジョルカの試合は、前半、メンフィスが先制点、後半にセルヒオが追加点をマークした後、マジョルカに失点を許したものの、僅差リードで逃げ切り、バルサは、再び、ホームで勝ち点３を手にすることになった。

チャビ・エルナンデスの率いるチームは、リーガにおいてホームで二連敗しており、そのネガティブなデータを覆し、再び、ホームで勝ち点３を手にすることを目的に、試合に臨んだ。チャビは、テア・シュテーゲンをゴールに、ダニ・アウベス、アラウホ、ピケ、ジョルディ・アルバ、セルヒオ、フレンキー・デ・ヨング、ガビ、メンフィス、フェラン、オーバメヤンのイレブンで試合に臨んだ。

前半5分には、オーバメヤンがヘディングシュートが枠を捉えるも、セルヒオ・リコがクリア。最初のゴールチャンスだった。前半13分には、サンチェスが最初のシュートを放つも、テア・シュテーゲンが難なくセーブし、試合は、スコアレスドローのまま、続いた。

メンフィスの先制点

最初の先制点は、2026年まで契約を更新したばかりのロナルド・アラウホが前半23分に決めたゴールかと思われたが、オフサイド判定により、その喜びは取り消されてしまった。だが、その2分後、今季、最も多くのアシストをリーガで放っているディフェンダーのジョルディ・アルバが、再び、決定的なパスを送った。ジョルディ・アルバのアシストを受けたメンフィスは、それを無駄にすることなく、目の前のディフェンダーの足元を抜け、セルヒオ・リコのゴールにシュートを突き刺した。今季、リーガで決めた11ゴール目であり、チームの得点王としての数を再び、伸ばした。

前半27分には、ジェラルド・ピケに代わって、エリック・ガルシアがピッチに立った。バルサは、ポゼッションとコントロールを握るも、決定機を作ることができず、ハーフタイムを1-0で迎えた。前半終了前に、フェル・ニーニョがシュートを放つも、テア・シュテーゲンがセーブし、失点を許さなかった。

キャプテンの追加点 

この試合で勝利をあげれば、リーガで2位のポジション確定をリードできるという状況の試合に、キャプテンが追加点をマーク。後半8分に、フェラン・トーレスが、エリア内まで持っていったボールを拾い、すかさず、シュートを放ち、今季、初ゴールをマークして、スコアを2-0に伸ばした。

後半27分には、フェラン・トーレスがスコアを3-0にしたように思われたが、再び、オフサイド判定が下った。

アンス・ファティの復帰

後半30分、全員が待ち焦がれていた瞬間がやってきた。デンベレと共に、アンス・ファティがカンプノウのピッチに立ったのだ。フェラン・トーレスとオーバメヤンがベンチに退き、アンス・ファティにとっては、実に、1月以来のカムバックとなった。

一方で、後半34分には、ライージョがゴールを決めて、マジョルカに1点を返し、バルサは僅差リードに迫られるも、カンプノウでの勝ち点３を手にすべく、最後まで粘った。後半43分には、アウベスに代わって、ラングレが入り、アディショナルタイムが3分間、過ぎたが、バルサは、2-1のスコアを守り切った。

チャビの率いるチームは、勝ち点66点で2位の座を手にし、カンプノウで再び、勝利と再会することになった。