バルサは、トップチームデビューを果たした選手たちに番号を割り当てる実践を開始

クラブのユースカテゴリー出身の選手全員に共通している一つの夢がある：バルサのトップチームで、いつか、デビューすることだ。今からは、この夢を叶えることは、競争力の高い国内外の試合を問わず、デビューした全選手に連続番号が割り当てられることで、認識されることになる。この順番のクリエーションの出発点は、クラブのスポーツ選手のレジデンス、ラ・マシアの創設の年になる。ラ・マシアは、現在、世界中において、育成サッカーに賭ける育成モデルの象徴となっている。このように、1979/80年以来、下部組織で過ごした全てのサッカー選手は、それがラ・マシアでのレジデントであっても、トップチームに定期的に呼ばれる前に若い選手として成長を続けている間であっても、そのデビュー順に決められる番号を与えられることになる。

資料研究センターが、徹底的な調査を行ない、常にトップチームの選手がプレーしたわけではない、カタルーニャ杯を除き、バルサのトップチームの国内外の試合で、少なくとも一度は、戦った経験があるユース及び成長過程にある選手たちのリストを作成した。様々な選手が同時に同じ試合でデビューした場合の順番については、デビューした時間及び選手の名前のアルファベット順で番号が決められることになる。この調査により作成された過去のデビュー選手のリストに、今後、デビューする選手が咥えられていくことになる。リストは、選手会及び下部組織、バルサBで参戦した全選手を含むビッグ・ディクショナリー・オブ・プレーヤーズの著者の承認を受けている。

1979/80 年にリーガの試合でデビューを果たし、トップチームで100試合に参戦したジョアン・ジョセップ・エステジャがリストの最初にくる。ホームで育ち、40年間に渡り、このクラブの素晴らしい歴史に貢献してきた選手に、番号が割り当てられた。著名なところでは、レオ・メッシ (93)、 チャビ・エルナンデス (70)、 アンドレス・イニエスタ (85)、 ペップ・グアルディオラ (44)、 カルラス・プジョル (75)、 ギジェルモ・アモール (33)、 ジェラルド・ピケ (119)、ビクトル・バルデス (83)、 セルヒオ・ブスケッツ (120)、 ジョルディ・アルバ(143) などがあげられる。また、最近、加えられた選手には、例えば、アンス・ファティ (178)、 ロナルド・アラウホ (179)、 ミンゲサ (181)、 ニコ・ゴンサレス (185)、 ガビ (186)などがあげられ、そして、最後は、エスタニス・ペドロラ(192)で終わっている。

選手紹介の新たな「儀式」 

この新たな伝統は、今後、儀式となる。ユース組織出身の選手がトップチームでデビューするために、そのデビューの番号が入ったユニフォームを授与されることになる。同様に、契約更新を行う際にもこのユニフォームが授与されることになる。‘メイド・イン・マシア ’ のコンセプトのもと、世界中にこの伝統を説明し、クラブは、様々なチャンネルを通して 拡散するためのオーディオビジュアルパーツを作り出した。その目的は、 ‘More than talent’ （タレント以上の存在）のコンセプトに基づくブランド価値と過去43年間の間の仕事、そしてユース組織からトップチームデビューの夢を果たしたサッカー選手の認識を世界中に知らしめることにある。ラ・マシアは、FCバルセロナをその独自のアイデンティティを形作り、唯一無二の存在にしている世界的に有名なスローガン、 ‘More than a Club’ （クラブ以上の存在）の基盤の一つだ。

以前の ‘ホーム育ち’ の選手への認識

バルサは、カンプラネスのラ・マシア創設後、 1979/80年後からリストを作成した。しかしながら、クラブ史には、トップチームデビューの夢を果たす前に、 もっとずっと多くの選手が過ごしてきた歴史がある。それにもかかわらず、 1970年末までの選手リストの作成は、難しい。資料センターは、1910年代、 1920年代、 1930年代、 1940年代にトップチームデビューを果たすことなく、下部組織で過ごした選手たちの資料を十分に所有していないからだ。それが、ラマシアが創設された 1979/80年からのリストを作ることになった理由だ。

バルサの最初の下部組織の創設、最初の資料のある選手を見つけるためには、1910年まで遡る必要がある。トップチームのデビューを果たす前にユースチームでプレーした最初のサッカー選手は、伝説のパウリーノ・アルカンタラだ。There are a total of 70 players from 1910年から  1970年には、総勢70人の選手がおり、その最後は、ラモン・アルフォンセダだが、そのリストには、アルカンタラ、セケル、ビオスカ、マンチョン、グラシア、テハダ、オリベラ、ベルゲス、ロドリ、サドゥルニ、フステ、エラディオ、リフェ、レシャック、トーレスなどがいる。

1970年からは、バルセロナ・アトレティコ（当時あった、クラブ・エスポルティウ・コンダル及びアスレティック・カタルーニャが融合した結果）が生まれ、1079年までに17人もの選手が育ち、その中には、バルトメウ・パレデス、ペラ・バレンティ・モラ、フランシスコ・フォルテス、ホセ・ビセンテ‘テンテ’・サンチェス、アントニオ・オルモ、ジョアン・ビラ、ロボ・カラスコ、そして、ホセ・マヌエル・マルティネス‘マノロ’ でこのリストは閉じることになる。彼らは、みなバルセロナのチームにおける選手の歴史を片付くっており、そのうちの多くのは、現在、FCバルセロナ選手会を形成している。